濃霧と山葡萄

昨日、毎日文化センターの教室でした。いつもなら大阪には教室開始40分ほど前に到着するようにいくのですが。。。昨日は濃霧の為、電車の発着がかなり乱れていました。すし詰め電車の中で、ヤキモキしながら教室にみなさんにお伝えしていただくように受け付け伝言しました。JRは、一度遅れたら大変な事になります。教室に着いたのは、講座開始時間の20分を過ぎていました。ご不便かけました。
午前のクラスは、みなさん手が早い方が揃っていらっしゃるので、私の遅れをみなさん取り戻して頂くかのようにすばやいタッチで描いておられました。おかげ様で何とか、時間内に終了いたしました。ありがとうございます。

帰り際に、京都に住んでおられるSさんが、小さなビニール袋からお仲間たちに何やらお渡しされていて、私にも「おひとつどうぞ」と頂きました。
それは、山葡萄の紅葉した葉っぱでした。
「あんまりきれいだったので。」と、小さな鉢から植え替えられて今年育った4、5センチほどの立派な葉っぱは、ドキリとする色。
私も早速、描かせていただきました。

山葡萄001 
描いているうちに、ちょっとまた、新しい技法を発見!
やや、これはいける。。。。そう思いさっそく、みなさんに、ご覧いただければ~とUPしました。
散らす、蒔く…。
いつもと同じ様にしたのですが、ちょっと色の出し方が違います。
新しい水彩色えんぴつとの出会いをしたようで嬉しかったです。
Sさんのやさしいお気持ちが重なればと思いを込めました。

最近は、色んな事が重なり、気持ちも落ち込んでいました。
画法も毎回模索しています。
しかし、昨日、入会頂いた方は、「HPを見て、早速描きに来たの」と
絵を見て感動したとおしゃって下さいました。

出会いは、縁あってこそ、結ばれます。
水彩色鉛筆に興味を持ってくださってありがとうございます。
至りませんが、少しでも多くの方が楽しく描けるように、工夫して水彩色鉛筆の技法をお伝えできればと思います。
また、気づきを頂いた一日でした。

帰宅後、ふと、夕刊に目をやると「濃霧」の姿が映し出されていまいた。
「これ、生きている…」
息をした濃霧です。
私は、電車に閉じ込められていたため、肉眼では確認できなかったけど、これもまた、「ドキリ」とする姿でした。

ナマでお会いしたかったです、濃霧ちゃん。でも今度は、教室がない時にしてね。

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