陽を感じた日々 夏旅2009 vol.2

右を見れば新潟。左は富山湾が広がっている。
背後は、立山連峰。

この土地ならではの空気や水を感じていた。
夕方3時ごろ空は予想通りにすっきり晴れて
もう朝の漆黒の世界はどこにもなかった。

もうすぐ、きっとあの場所に陽が落ちる…
はるかかなたの水平線上に目をやり
この期待感とともに
夕食の準備の食材を買うため湾岸沿いを辿り車を走らせた。

しかも今夜は満点の星空がみえる。
ペルセウス流星群が最大でみえてくれるそうだ。

食材を買い込み、基地に戻る。
ビールを片手に夕食準備をする。
見る見るうちに、空の色が変わってきた。
「海岸にいくよ」家族に声をかけて、
手を止めて夕景を前菜にいただく。

ダイナミックな夕景はスカイパラソルを愉しむ人をエッセンスに演出してくれた。
しばし、無言で空をみる。

その夜、もちろん多くの星達は空から海へと降り注いでいた。
あいにく、期待していた流星群とは、街の外灯と重なり見える方向があわず、断念。
しかし、流れ星を数えながら眠りにつく。

同じ、空の下。普段は日々の時間に追われている。
でも、今、最高の贅沢な時間を過ごせている!
ああ、このまま時間よとまれ。

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