一方、お留守番の子どもたち。
子ども2人だけで、朝と夕方残してきました。
するとミナミから電話。
「カナちゃんが40度のお熱があって、、どうしたらいい?」
機嫌はそんなに悪くないようなので、とりあえず、水分補給をお願いして
その2時間後、帰宅しました。
抱っこをしてもかなり熱が出ているし、食欲もない様子。
しかしながら、大好きなイチゴは半パック分は、食べていたので、
まあまあ今晩は救急に担ぎ込まなくても大丈夫だろう~と思っていたんですが。。。
その後、カナミは、さらに高熱が出だし、震えて、震えて、止まらないみたいでした。
私が、ケイレン発作かと動揺していたらすかさずミナミが
「大丈夫、大丈夫やって。」
諭してくれます。
ケイレン発作は、長男がよくしていた症状でした。
いつも目の前でみていたんだけどあの時の息子の姿と重なって
昨夜はどうしても不安でした。
私はここ最近、認知症の父親は介護度4で、心身ともに落ち込んで疲れ果てていました。
その姿を娘の前でもさらけ出してからすこし家族が変わりました。
以前は、子どもたちには、私が落ち込んだ姿を見せたくない。と思っていました。
無理したのでしょうか。
それでいいと思っていましたが、どこかにたまってきたものがありました。
しかし、先日、私が心が折れた瞬間に立ち会ってしまった娘は、
彼女は彼女なりに考えを導いてきました。
「私は、まだ、色んな経験はしてないから、あんまり深くは考えられないの。
子どもも産んでないし、その子どもを亡くしてないし。じいのことだって、世話していないから
そんなに大変じゃないのよ。」
そういって、グズグズ言ってるカナミの背中をトントンしてくれています。
気持が揺らぐ私に、手を添えてくれています。
11歳になったばかりです。
産まれたときから色んないのちのカタチを見てきた彼女です。
「これって、反対やね」って私がいうと
「ママの子だからね」って笑ってくれました。
家族って。
今、私は、大切な家族を守り、その一方で心を乱されるときもあります。
しかし、大地にしっかりと根を生やした木は、
その先端は時に風で大きく揺らぎながらでも倒れません。
いつも先輩から言われます。
苦しいとき、心が折れそうになった時に思い出しなさいと言われています。
『「止まない雨はない。」
刹那的に降る雨もやがて雲はちぎれ流れ流れで散ってきます。今は、耐え忍びなさい。
止まない雨はない。』
カナは、今朝熱が少し下がりました。
ほっと一安心。
今日は、大切な方とパパの誕生日です。
感謝をもってありがとうございます。