水筆ペンをお持ちですか?
お水を軸にいれて描く筆です。
なので、筆洗が必要ないというものです。
水彩色えんぴつ教室の体験教室だったり、私の講座のスターターセットの中には、水筆ペンを入れています。
これは、本講座では頻繁には使いませんが、
水彩色鉛筆×水筆ペンは、相性も良いと判断してセットアップしています。
筆洗がいらないので、旅先にもこのペンは便利です。
スケッチに向いている水彩色鉛筆は、
水筆ペンとの組み合わせはいいのではないでしょうか。
以前、この水筆ペンを選択するのにあたり、
各メーカーを試してみました。
入手方法や描き心地や本体軸をプッシュして水が落ちてくるかなど。
溶かす目的の筆のみならず
水分補給ができるような役目もあるものをと選んで
現行のステッドラーと2WAYペンとしています。
そして最近新しく出た水筆ペンの情報をお伝えします。
今までのナイロンの穂先ではなく
馬毛が新発売されたと画材店さんから紹介があり、早速ためしてみました。
![](https://suisaiiro.com/blog/wp-content/uploads/20190709_134534.jpg?w=146)
使う以前は、馬は扱いにくいかな??と
思っていました。
安価で毛先がまとまりにくいというイメージです。
普段はコリンスキーを使っているので、多くは望めない、値段の差もあるかと思っていました。
結果、使用感は。。。
素晴らしい。。
なぜなら穂先がまとまるのです。
ちなみに筆の先端にある毛のことを「命毛いのちげ」というらしいです。
この毛があることで文字が生き、磨耗劣化することでその筆の寿命となるそうです。
書家の先生からの口伝えをお伝えいただきました。
いわば、この「命毛いのちげ」がこの水筆ペンの筆先には存在しているのです。
馬毛水筆ペン穂先の命毛、見えますか?拡大してみて欲しい。。
個人的に好きで使ってる名村(ナムラ)大成堂の面相筆大。
この筆が、面相の中でもとても扱いやすいと思っています。
そして、わがクラスの爆発ヒット商品「マーキュリー」
何人も使っています。
「(私の筆の動作を)見てるだけで気持ちがいい」ということでした。
とにかく筆先がいいのです。
その一流の筆メーカーが、この馬毛の水筆ペンを作ったこと、
使用感がいつもの筆とリンクした瞬間でした。
この使いやすさの実証は、他の筆で体感済み。
面相やマーキュリーのようなコリンスキー筆の感覚のようで、馬とは思えません。
さらに驚くのは、お値段。
600円(税別)。
お値段以上の仕事をしてくれます。
教室の方は、まとめて注文いたします。
順次注文受けたまります。
★あくまでも私の主観であり、使用感をお伝えしています。
偏った表現になってる場合もあります。
強制的に購入の意図はありません。
ご了承ください。