2度目の卒園式

「感謝の気持ちを持って。」

当たり前のように過ごしていますが、
ここ最近忘れてしまっていたような
気がします。
それを改めて実感したお話です。

ちょっと長いですがお付き合いください。

3月19日。
3年間通った幼稚園の卒園式が行われました。
ところが、うちの娘は、欠席。
卒園式の前週は、インフルエンザが爆発的に流行っていて、週末もやれやれと思いきやその晩から発熱。
日曜日、翌朝の診断結果は、インフルエンザでした。

卒園式を前日に迎えての受診結果は、酷でした。
救急病院の帰り道、園に立ち寄ってみれば、偶然主任の先生が会場の準備を終えておられました。
先生に、欠席をお伝えすると、「せつない」って、二人で涙を流して、私の気持ちに寄り添っていただきました。
ここまで、仕事と家庭を何とかこなしながら行事に参加してきました。
その苦労は、同じ年位の先生は痛いほどわかってくれていて、いつも支えとなって頂いていました。

「おかあさん、会場が出来上がっているの。良ければみてね。
壇上のお花も入ったところだから…」

そう言って招かれたのは、講堂。
いつも見慣れた場所なのに、この日は、整然と子どもたちの小さな椅子や
保護者席がセッティングされていました。
壇上には、装花がなされて、中央には大きな文字で、『卒園式』と掲げられていました。
式典を待っている小さな椅子たちの周りは、凛とした空気が漂っていました。

私たちは、みんながまだ見ぬ会場で、時間を過ごし、その気分を味わうことができました。
衣装は、なく、みんなボロボロの姿でしたが、先生と撮影し、すこし、気分も落ち着きました。
何より、そんなチャンスを与えてくださった、先生のご厚意に感謝しました。

ところがです。
園から卒業式が終わったあと、担任の先生から電話がかかってきました。
「おかあさん。式当日の欠席者は3人でしたが、24日に、2回目の卒園式をします」
しかも、私は、午前と午後とも仕事だったのですが、
ラッキーなことに、園まで10分ほどで移動できる教室で、
昼休憩の時間帯で再度調整をしてくれることに。
園の滞在時間は、40分ですが、その間で卒園式が再度執り行っていただけることになりました。
image

2回目の卒園式。

その場所は、私が敷の前日みた雰囲気と同じ会場でした。
でも、空気感が、あたたかい光に包まれていたような気がします。

私たちのために、再度行っていただけるなんて!
しかも半ばあきらめていたけど私の参加できる時間に調整いただけるなんて!

さらに当日は、クラス委員の皆さんの計らいで、
同じ組のお友だちとその保護者の方々もお集まりいただく
といったサプライズもありました。

みなさんを見た瞬間から、涙がとまりません。

もったいなくて。
ありがたくって。
うれしくって。
優しい気持ちが伝わって。

時間や色々なことを調整して、ほぼ全員の方がこの2回目の卒園式に出席頂き、
一緒に卒園を迎えて頂くことができました。

それも1回目と同じ内容で、式は進行されました。

園長先生から壇上で賞状を授与頂いたり、
子どもたちから歌や、言葉もプレゼントをしてもらいました。

image

手間と時間を惜しみ無く、私たちの気持ちに寄り添ってくださった、
園長先生をはじめとした先生方やクラス委員の皆さま、
子どもたちとそのママたち。
この感動と感謝の気持ちは一生涯、
大切な思い出とさせて頂くことができました。

今度は、その頂いたお気持ちを他の誰かに繋ぐことができるように、
親子とともに、しっかり受け止め、
この思いを大切にしていきたいと思います。

image

園長先生、先生方
ゆり2組のみんな、
本当にありがとうございました。

「水彩色えんぴつちゃん」のご勇退。

おはようございます。
今日は、水彩色鉛筆についての取り扱いのお話をします。
しばし、お付き合いくださいね。

現在心斎橋画材さんでのセール中のため、
多くの方が新たに色鉛筆を買い揃えておられます。
では、短くなった色鉛筆は、
どこまで、どんな風に使っていますか?
wpid-20140316_060651.jpg
短くなると、カッターで削り辛くなります。
手も滑りそうなので、写真の短さくらいになると
色鉛筆のケースから引退をしてもらいます。

私は、カッターで木の部分をそぎ、
芯だけを取り出します。
wpid-20140316_061419_LLS.jpg
薪割りの要領で(って、斧ではないし、振りかざしもしないけど)
鉛筆を立てて、両手でカッターを持ち、
木の部分をそぎ落とします。
これが結構、きれいに取り出せます。

摘出された芯たちは、
新たな新天地
「プラ丸皿パレット 5枚組」の中で
第二の人生をおくります^^
例の、秘伝のタレのような汚い(いいえ、キレイよ∑(◕ฺˇ∀ˇ◕ฺ);)
パレットです。

そして、もうひとつ。
教室の生徒さんから教えてもらいました。
昔懐かしい、補助軸。
デューラーの水彩色鉛筆は、この補助軸には入りません。
日本で販売されている鉛筆補助軸は、
JIS規格というものがあります。
国内で販売されている補助軸は、全て、この規格のものなので
デューラーの太軸は入りません。

たまに、押し込むと入る子もいます。
wpid-20140316_061553_LLS.jpg
でも、写真の色鉛筆は、入ってますよね。
なぜでしょう。

↓↓↓↓!!
wpid-20140316_061620_LLS.jpg
鉛筆のおしりを削っていれるのね~。
@o@/わーお。
目からウロコって、かなりびっくりしました。
当たり前だけど
気がつかなったよ。。
でも、短くなった色鉛筆を削るのは、
難しいから気をつけてくださいね。

教えてくたのはフジタさん♪
ありがとうございました。

さらに、おまけです。
デューラーは、芯の直径3.8ミリなんです。
これって、これって!
この数字、見覚えがあります。

wpid-20140316_095049.jpg
なんと、ぴったりやないですか。
芯が入っています。
差し込んでみました。
wpid-20140316_095118.jpg
ペン型タイプの消しゴムのホルダーです。
これは、みなさんお持ちでしょう!
芯先が長ければなら、こんな使い方もできます。
今、気がつきました。

色鉛筆ちゃん。最期まで使いますね。
モノは、大切にしましょう。
教室が、終わったあと、
芯先が床に転がっていることもしばしば。
大切にうちの子になっていますよ。
ご安心ください。

ビエーン!ムイ・ビエーン!
ありがとうございました。

セールのお知らせ

心斎橋画材さんからセールのお知らせが届いています。
なんーんと、30~50%OFFです!
この機会にお買い求めください。

sale心斎橋画材20140314

朝日中之島教室の方、セール最終日の日程をお伝え間違っていました。
申し訳ありません。
正しくは、3/14~17の月曜日までです。
よろしくお願いいたします。

3月の水彩色えんぴつ教室 たねや

3/7朝日カルチャー中之島教室のモチーフです。
たねやのさくら和菓子。
1403たねや

ピンク色のサクラをイメージしたまんじゅうと
巾着型の「糸結び」それと定番の最中です。
どんな組み合わせをしていただいてもいいので、お楽しみください。
※他の教室は、3月後半のモチーフです。