1月水彩色鉛筆 風景画コース「冬湖畔」

煌めきの水面と雪を纏った木立

木々には、雪が纏いつき、その奥の水辺は、きらめきが見える冬の湖畔です。
マスキングインクで木々を描きました。

point
水辺にも先にスパッタリングできらめきを作っておきます。
木々の部分にもマスキングインクで枝を描きます。

水辺はグラデーションをします。乾きかけの時に、
降る雪の表現としてスプレーをしました。

水面のきらめきは、消しゴムを使います。

(使用した色)
157,120,247,199
マスキングインク


ファーバーカステル アルブレヒトデューラー水彩色鉛筆 色番号表記

桜満開

月曜日の今日は、朝から雨。
風もだんだん強くなり、桜は散り始めています。
桜吹雪になっている場所もありますね。
20160404_105705
桜の花の中央は、開花したては、まだ白く
散りはじめになるとピンク色が強くなってくるそうです。

桜の花のように、燃え尽きるまで、鮮やかでありたいなー
20160404_105717
人間は、そんな妖怪みたいな訳にはいきませんが@@
ここは、静かな公園です。
前回の風景画の道の付近です。

美しい桜をおすそわけ。

新年会に。

as kitchen(アズキッチン)というフランス料理店が、
昨年の10月にJR中山寺(北口徒歩5分)できました。
旧176沿いのエビスガーデンさんの本部の横。
トリコロールの旗が目印。
気になっていましたが、機会がなくいつも車で横を通りすぎるだけ。
でも、毎年恒例のいげさんとの新年会は、3日ということなので
空いているお店を選び、
今回はこのお店に行くことにしました。

とにかく感動しました。
オーナーシェフが創り出す、お料理は、魔法がかかっています。
素敵です。
美味しいです。

私が外食といえば、
教室の合間に立ち寄るすぐ食べれる、うどん屋しかしらない。
家族で行く、くるくる回るすし店しか知らない。
友ランチは、皆無。
いつも忙しさにまみれて、食事に時間を費やすのがおしいとまで
思っていました。

ああ、こんな贅沢な時間があるなんて!
しあわせ。

全部、お一人で創っておられるので、
目の前のカウンターから真剣そのものの雰囲気が伝わってきました。
お店もご家族でされてとても親切で私は、久しぶりに感動いたしました。
今は、お正月メニューですが、今週には、通常メニューに変わるそうです。

料理教室もされるとか。。これも行ってみたいです。
店内の写真もプロです。
あ、お手洗いも行ってみてください。(笑)
アート空間です。

ここまで、言えば、行きたくなるでしょ^^
行ってみてください。
私も行きます。

スマホ三脚くん1号

私の絵画教室では、工程表を作って持っていき、作画説明します。
事前にブログで、どんなモチーフかってお知らせをしています。
これを2006年から始まり、もう、7年間続いています。

スキャナー画像なら問題ないけど、
絵を描いていながら、
「いま、この瞬間を見て欲しい!」って思うことがありました。

水が流れて、色が動いている瞬間や
まだ紙が乾かない時に見て欲しい。。って。

最近では、撮影やアップなどの手軽さを考えると
スマホが大活躍してくれるので、
手元撮影などは、こちらでやっています。
そういえば、昔、技法書もこうやって、3脚たてて、
自分で撮影しながらコマの説明を重ねていたんだよなあ。
懐かしいです。

しかし、スマホは、筆を持ちながら、
シャッターを押すことができないんだよね。

以前から何とかしたいと考えていたけど、
苦戦しながら撮影していました。

「ならば、今日作っちゃえ!」
「流れる」映像も見てもらおうと
家にあった、手元の洗濯バサミと昔のカメラの三脚を引っ張り出して
2つをくっつけちゃいました。

スマホクリップってものがあるらしいんだけど
しばらくは、洗濯バサミでいいかあ。

 

ひとりでもおおく、楽しく絵が描けますように。。

 

 

7月の水彩色えんぴつ教室 周防大島の朝焼け

1307片添ヶ浜海岸
山口県周防大島の片添ヶ浜海岸です。
人気のキャンプ場ということで、おととしに行きました。
以前の滝を描いたのもこの周防大島です。

今回は、朝焼けにシルエットで、漁船が浮かび上がっています。

①波間は、割り箸タッチがいいでしょう。

②まずは、太陽と映り込みの光の部分をマスキングインクをします。
それから
③海と空を彩色します。
「流しますよ~」

④島と波と船のシルエットを描きます。

☆船のシルエット拡大
片添ヶ浜海岸_kobuneマスキングの加減は、こんな感じです。
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実は、今回は、めっちゃ、いろんなところを工夫してお伝えしようと思います。

○波間→割り箸を使って強弱を出す。
といった、筆以外のアイテムを使うのもはじめ、

○太陽の円→「丸が描けない~」と言われるから、サインペンのキャップをマスキングインクをつけてスタンプ。(されるなら適当な大きさのキャップをお持ちください)

○背景の「流し」を見てもらおうと、
動画もとってみたり。。

○動画を撮るためのスマホの卓上三脚を作ってみたり。。
今日は、買わずに、手作りしようと決めていました。
(これって、見ないとわからないですよね。でも、めっちゃ便利です!)

ひとりで、遊んでいました。
では、後ほど、初動画がアップできるかなー。

flamenco的に描く

私は、久しぶりに絵と向き合います。

というのも自分にとって大事なイベントがありました。
flamencoです。今年で4年目を迎え、先日舞台発表が終わりました。

介護と仕事と子育て。
特に両親たちの在宅介護に追われ、心も疲れがピークでした。
それが、ひとつひとつ問題が解決した矢先、
フラメンコの先生方との出会いがありました。
出会ったった当時は、フラメンコなど全く無知でした。
とにかく何か絵以外で関われて打ち込めるものが欲しかったのです。

あれから3年が過ぎ、セビジャーナス、ブレリア、タンゴを学び、
最近では、頭の中も魂もアレグリアスで、 時折、
絵画教室、エレベーター内でも無意識にステップが出てしまったりしていました。

発表会本番は、緊張というよりも とても楽しく、
アレグリアスという曲と同様、
最高の笑顔で素晴らしい仲間たちと 無事に
踊らせて頂けたことを先生や先輩方、そして協力してくれた家族…
すべての方に感謝します。

私にとってflamencoとは、絵を描くためのエネルギーの貯蔵庫みたいな場所。
それをこなすことで、精神トレーニングしています。
絵も踊りもやればやるほど、難しくなり深くなります。
その魂や内から湧き出る情熱が筆を通して描ければと思っています。
今では、絶妙な絵の相方になって参りました。

「絵が変わった」と踊りを初めた頃に絵を見た方は
そんなことを言ってた方もいてはります。
激しい色を使うようになったと。。

ああ、もっと色に溢れたい!放出したい。
オーレー!ビエーン!ムイビエーン!!
最高の気持ちの中 これから秋の個展に向けて
ちょっと走ろうかと思っています。

夏とのお別れ。そしてはじまり

もう8月も終わり。
いつもより、身の回りが忙しい夏となっていた。

娘の吹奏楽クラブは、関西での大会では、金賞だったが
残念ながら全国大会へは選出されなく
苦しい経験を頂いた。
精一杯練習に励んでいた姿、
立派だったと思う。
このわずかな夏期間の大会を重ねるたびに、
どんどん演奏に深みがでてきた。

音に感動して涙があふれた。
心が震える音を聴かせてもらえた。

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そして、なんとなく駅でチラシをみてずっと手に握っていた
個展のパンフレット。
作者の方は、有名な日本画家の方らしい。
私は、分野が違うので全く存じていなかった。
しかし、作品展に絶対にいきたいと強い気持ちから
偶然時間がとれた。

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すばらしい…。
とにかく、素晴らしい。
ひとつ、ひとつの絵の前で
深呼吸さえもできないくらい感動した。
初めて見せていただけたが、
私の知っている神戸の姿は、明るい昼ばかり。
そして、母の実家の匂いが私の神戸だった。
西田先生の作品は、色が抒情的でやわらかく
そして、息をしている…大好きな絵の感じだった。

わたしもこの感性を毛穴から吸収したいと
久々に思えた作品たちだった。

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さあ、今日から9月。
いつもは月の変わりでこんな風には思えないが
この9月という月はちょっと違う。
いろんなことがこの夏にあって、気持ちも引き締まった。

秋には、全クラスの作品展もあるので
さらに気持ちを引き締めて
あらたに自分の感性を磨き、進もうと思う。