きれいな包装紙、かわいいリボン、おしゃれな紙袋・化粧箱…。
小さな頃からそれは、とっておくものだとしっかり身に着いた習性。
その量が増えると「リボン箱」なんて作っていた。
引き出しを開けるとボタン、箱からは、小さな鉛筆、赤い種はナタ豆の種。
ボタンは、部屋に落ちていた子ども用のモノ
小さな水彩色鉛筆は昔は、こんなになるまで削っていた。
大好きな158番。
今では、芯も残らず使い終わるから、懐かしい。
赤いナタ豆は、リースにしたときにだんだんドライになって
気がつけば、さやがはじけて中から赤い実が飛び出した。
興奮した…。
ひとつひとつのモノに思い入れがあって
どれをとっても見ているだけでかわいい。
…やっぱり、今年も捨てられなかった。
巷では、捨てることを目的とした本も立ち並んでいる。
ちょっと遠い生活かなあ。って言い訳しながらまた、
きれいな箱に入れてしまった。