水彩色えんぴつという画材の性質には
苦手な部分と得意部分があります。
たとえば、広い部分を一度にぬるといった作業は、水彩色えんぴつの芯の形状では、
時間がかかり苦手作業です。
しかし、細かい部分の描き込みは得意です。
また、芯先を濡らせば、クレヨンのタッチも楽しめます。
水で溶けるといった性質は、それぞれの画材で持ち合わせています。
なので、水彩絵の具と併用することで新しい表現も増えます。
併用することで、より表情がでてくるし、大きな作品でもできます。
水彩色えんぴつでは苦手な色の微妙なニュアンスも
パレットを用いることで混色でき、より楽しめます。
それぞれの画材の特性を生かし、より幅のある絵を描いていただきたいと思います。
現在、水彩画クラスは、エビス教室に加えて
この夏、秋と2教室がリニューアルします。
従来の水彩色えんぴつに加えて
さらに透明水彩画のレッスンも取り入れます。
●朝日カルチャー 芦屋教室 7月から
●神戸文化センター 教室(三宮) 10月から