12月 透明水彩「みなも」産経学園

小舟と水面。グラデーションで表現。

水面の不安定さを出すために、ベースの着色後、スプレー(アトマイザー)を使用しています。

水面は、マスキングインクを使用しています。
マスキングは、何のアイテムでマスキングインクをつけて使うのか?
これが一番大切だと思います。
シュミンケを使っていますが、直接ノズルから出して使うことは
したことことがありません。
ペンタイプなのにさかさまに向けると、とっぷり液が垂れてきてしまいます。
コントロールができないからです。

今回はシリコンタイプの筆を使っています。

仕上げの段階では、水彩色鉛筆ダーベント(英)のインクテンス白がいい仕事してくれます。
水彩色鉛筆の中では、最もねっとりとした芯先。
少し濡らすと、完全に不透明になります。
波しぶきの加減やベールをかけたような半透明の白さを楽しめる水彩色鉛筆です。

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