「バラって、難しそう。。」
そんなニガテを解消しましょう
5月の花「ROSE」あちらこちらで咲いているのを見かけます。
今回は、このバラを苦手意識を克服するべく
かつ、華やかに描くポイントをお伝えします。
point
花びらの中心部分を特に丁寧にトレースします。
- 下絵を描く。
- 背景(花の色と背景色)を描く。塩を撒く。
- 花びらの重なりを描く。
(使用した色)
124,123,138,168,184,142,194,(133)142(219),249
塩と紙やすり
ファーバーカステル アルブレヒトデューラー水彩色鉛筆 色番号表記
バラの難しさは、
①色が濃くなる。汚くなる!
②どこを描いているのかわからない
③花びらが多すぎる!難しい!!
というところでしょう。
では、上達するためのポイントをお答えします。
①「汚くなる!」
→まずは、モチーフの花色選びが重要です。
初心者は、花色が深紅や黄色は難しいです。
やや濃い目の、ピンクやオレンジくらいの花色がいいです。
そして、汚くなるのは、手をかけすぎが原因です。
腹八分目ですよ。
②「どこを描いてるのか。。」
→トレースをしてみましょう。
そうすることで、はっきりと花びらの形が描けます。
③「花びらが多すぎる!」
→要は、花びらの枚数を少なくすればいいと思います。
どこを描いてるのかわからなくなる人。
迷子になる花びらの枚数を多くするのはなく、数枚にすればいかがでしょう。
よって、今回のバラのようにつぼみから開花直前のモチーフを選ぶといいですね。
出来ない、わからない!と嘆く方は、ざっくりととらえすぎてしまいます。
慌てず、ゆっくりみてください。
影を描く部分も
陰の濃さの順位をつけていきます。
どこが一番濃いですか?おそらく真ん中を指さします
では、2番目に濃い部分はどこですか?これも花の中心付近です。
それでは3番目は?
これが、一番難しいですね。
人によってはまちまちです。
でも、それでいいと思います。
大切なのは、影の濃さを比べることが大切です。
そんな話をしながら教室が再開されました。
5月にバラを描けないクラス(アピア教室)もありますが、後日日程を改めてお伝えしますね。