星空を描きたくて写真を探していました。
でも写真には、もちろん星空はなかったのですが、いつもの魔法(?)の
スプレーの使用で星を散りばめました。
夏の天の川が綺麗にみえるのは、月がでていない空なのです。
今までの10年以上キャンパーとして全国行くのですが、
空が美しかった話をひとつ。
飛騨高山の山奥に連泊し、空を見上げるために深夜に
川べり椅子をだしました。
キャンパーは10時消燈なのでは、辺りの明かりも
足元のランタンの光があるだけ。
椅子の背もたれを倒して、自分の全身を空に預けます。
すると、目の瞳孔が星を見るために
精一杯開いてきます。。
しばらくすれば、目が闇に慣れてきて、
無数に散らばる星が頭上ある事に気が付きます。
何億、何兆も…
帯のように星が流れて見えるのは、天の川。
流れ星も空をまたぎ、流れ落ちるのが見えます。
それは、ひとつだけでなく、時間はかかるのですが
流れ星を見た数を数えていきます。
天体ショーは、毎夜どこかで繰り広げられています。
ただ、街の明かりがあるので見えないだけ。
そんな星空を思い出して描きました。