あの日から1年経ちました。
もう。なのか。
まだ。なのか。
わたしは、「やっと」。
どんな想いをされて過ごしてきたのかと想像すれば
苦しい気持ちの中にも希望のひかりも見えてくるでしょうか。
被災された様々な方の声や文章に触れさせていただいたとき、
その方への祈りとともに
自らの生活を改め直さなければいけないと思います。
私達は、今までの生活にかかわる人にもっと感謝を忘れてはいけない。
人のありがたさ。
生きる意味。
今、自分が何ができるのかと自分とのココロと向き合い
残された人生
精一杯生きていかないといけない。
この1年。
色々な想いを教えて頂きました。
その教えを実践していかなければいけません。
心に留めて、これからも過ごしていければと思います。
もうひとつ。
10年間続いたコミュニケーショ誌「Sun(さんぽ)」が本年で休刊します。
先日印刷が仕上がり、現在配布をしています。
編集メンバーたちは、全員、幼児の子育てしながら
このボランティアに取り組んでいました。
その子たちもミーティング中は走り回る幼稚園児だったのに
今や親の背を越えた中高校生になります。
そんな中で、全16号を制作しました。
本文にも書いていますが、
この情報誌の作成のきっかけは、
ひとつのいのちの終りを見届けたところからはじまっています。
そして、いのちの意味を伝えたいといったメンバーたちが
その心の声を編集しています。
〰いのちとは…おわりではなく、はじまりもあるのです。〰
そんな想いから制作をしています。
そして、10年経った今年。
ひとつの区切りをつけるためにお休みとなりました。
私が編集長とさせていただいていましたが、
敏腕とはいかずに、
いつもメンバーに引っ張ってもらい、
気がきく彼女たちにフォローしてもらいぱなしでした。
そして、サポーターのみなさまのご理解とご協力により
運営も成り立ちました。
多くの出逢いに感謝いたします。
ここで学んだことは、これからの人生も大切になっていくことでしょう。
今回の最終テーマは、「つながる」です。
10年間、色々とつながった方への想いとバトンタッチを
お話させて頂いています。
阪神淡路大震災を体験した我々は、今回の東北大震災への想いも掲載していますので
こんな私たちの想いもまだ見ぬ『どなたかへ』と
あなた様からつなげて頂ければ大変嬉しいと存じます。
新たなる出逢いをつなげてください。
しばらく、持ち歩いていますので
必要な方はお声かけください。