6/8~14「色鉛筆画19人展」開催です

東京神田 文房堂ギャラリー。6/11デモンストレーションします。

展示は、色鉛筆画という代名詞である油性の色鉛筆画作家さんと
私が使う水溶性の水彩色鉛筆画作家さんが全国より19名集結した作品展です。
この展示会は、コロナの状況下で延期が続き、やっと開催できる運びとなりました。

お待たせして申し訳ございませんでした。

出展作家さんは、色鉛筆の世界ではカリスマ的な存在の作家の方もたくさんおられ、
ご存知の方も多いと思います。

私の今回出展予定の作品は、
水彩色鉛筆を中心として
アルコールインク、透明水彩、アクリル、日本画材などの
単一画材だけの使用ではなく様々な画材とのコラボレーション作品を出展しようと思っています。
どの作品にするのかは、今から選んで決めていきます。

これ、色鉛筆??で描いたの?と目を近くに近づけてみても写真のような迫力ある作品たちですよ。

☆私の在廊は、
6月11日(土)14時以降
6月12日(日)10時~14時まで会場にいます。
お声かけください。

☆また、6月11日(土)15時から
会場でデモンストレーションをさせて頂く機会を頂戴しました。(1時間程度)

ぜひ、ご覧頂ければと存じます。

6月水彩色鉛筆 風景画コース「Rose Garden」

緑あふれる、バラの庭

バラの庭を描きます。
バラは、ひとつずつ、マスキングインクをしています。
白の小花は、マスキングインクだけでなく、塩を使います。

手前がはっきりとした白い花。こちらはマスキングインクを使用。
奥の花のにじみが、塩効果。
今回は、花畑の表現なので、精製塩を使用することで、均一ににじみが広がる。

point
マスキングをします。
背景の緑を入れます。
その時、小花には、塩を撒きます。
塩は、さらさらとした精製塩がGOOD。

(使用した色)
170,264,120,127,125,129,109,233,156,249,(247),175,153,157
パレット・もしくは小皿(120,157,264を混色して使います)

ファーバーカステル アルブレヒトデューラー水彩色鉛筆 色番号表記

5月水彩色鉛筆 風景画コース「A rainy Sunday」

雨を描く。

5/20からの講座モチーフです。
雨を描きます。
雨は、マスキングインクを使います。

これから梅雨の時期に入っていきますね。
「A rainy Sunday」のように、ゆっくりとした日曜の朝を過ごしてください。

point
マスキングをします。
☆プラスチックカード
(テレカやプリペイドカードなど硬質のプラスチックカード)をお持ちください。

(使用した色)
120,157,264,140,247,168(167)
パレット・もしくは小皿(120,157,264を混色して使います)

ファーバーカステル アルブレヒトデューラー水彩色鉛筆 色番号表記

5月 透明水彩「横浜海岸通」産経学園

日差しの中の建物と街路樹を描く

横浜は、スケッチポイントがたくさんあります。
横浜スタジアム脇のホテルに滞在したときは、
海へ向かって歩いていきました。
距離感がわからず、とっても遠い散歩でした。

その日は、横浜赤レンガ倉庫までたどり着けず、
周辺を散策。
しかし、大満足なロケーションです。
今回は、横浜の海沿いにある、海岸通りに面した建物です。

歩道には強い日差しが当たっています。
この建物の日陰でひとやすみしたいと
思わせるような爽やかさと太陽の輝きを感じる季節でした。

透明水彩
ウォーターフォードF4

5月水彩色鉛筆教室「雨粒」

水滴を描くには、
水彩色鉛筆×ホワイトワトソンがいい

今まで、描いたことはなかったモチーフですね。
なのに、とっても身近な「水滴」です。

クローバーの上に乗った雨粒を描きます。
紙は、ホワイトワトソン紙を使用します。
下地の水彩色鉛筆で描いた色がゆっくり溶け出すことで、水滴が際立ちます。
ホワイトワトソン紙を使うことで、かなり白くなります。

☆今回は、アルシュなどコットン紙は今回は使用しないでください。

リフティング(色を抜く技法)とハードエッジ(しだれ桜で使いました。ふちが際立つ技法)を使って描きます。
詳細は、教室でお伝えしますね。

※こちらは5/7~水彩色鉛筆クラスのモチーフです。

point
背景を作ります。
その後に水滴を描きます。

(使用した色)
112,264,153,157,101,136
紙やすり
ペン型消しゴム
水筆ペン(穂先がナイロン製)

ファーバーカステル アルブレヒトデューラー水彩色鉛筆 色番号表記

5月水彩色鉛筆 風景画コース「芝桜」

空と芝桜のグラデーションを作る

芝桜の季節が北上しています。
富士山と芝桜のピンク色に染めてみました。

point
空と芝桜をグラデーションをします。
水辺にもしっかりとピンクを入れます。

(使用した色)
120,125,136,172,247,175,157,170(168),153

ファーバーカステル アルブレヒトデューラー水彩色鉛筆 色番号表記

4月水彩色鉛筆教室「かおり」

バラの陰影を先に。香りを描く。

季節は4月半ばです。
暖かい日と雨が交互にやってきます。
新緑の季節に移っていきます。
植物たちも活きよいよく芽を出して、
伸びていく姿を眺める日々です。

今回はバラを描きます。
バラを描きたい方は多くいらっしゃいます。
しかし、やっぱり難しいと言われるモチーフです。

どうすれば簡単に描けるかを考えて、
今回も一つご提案いたします。

今回は、香りの描き方、塩を使います。

point
バラの輪郭線を描きます。
その後、バラに濃淡を鉛筆でつけます。
背景は塩を使います。

ファーバーカステル社アルブレヒトデューラー水彩色鉛筆
ロールペンシル30色セットで描いています。


(使用した色)
127,132,123(124),136(249),153,264,170(168),133

ペン型消しゴム

ファーバーカステル アルブレヒトデューラー水彩色鉛筆 色番号表記

4月水彩色鉛筆 風景画コース「風車のある風景」

パウダーで空,マスキングでチューリップを描く

さわやかな空の下、風車とチューリップの丘が見えます。
風車のある風景は、日本各地でも最近出会えます。
外国にいるような感覚が、旅心がくすぐられますね。

point
空は、パウダーで仕上げます。
チューリップは、黄色のベースの上にマスキングを施します。

(使用した色)
110,120,107,108,168,153,177,199

ファーバーカステル アルブレヒトデューラー水彩色鉛筆 色番号表記

4月 透明水彩「桜花爛漫」産経学園

桜の遠近感を出す

今期最期の桜の風景画です。

桜の花色をうんと淡くしています。
川面に映り込んだ桜の花や降りしきる花びらが
桜の季節を名残惜しんでいるかのように今咲き誇っています。

奥と手前の桜の花のサイズを意識してマスキングをしましょう。

今回からは、紙をウオーターフォードに戻しました。
にじみがコントロールできるので扱いやすいですが、
定着力が強いので、リフティングが苦手な紙ですね。
すこし、慌てて着色をしますよ。

F4サイズ ウォーターフォード
透明水彩