February ~ice tree

2016022ice-tree
2016 2月 カレンダーより

これは、どうやって描くの?とよく言われた作品です。
実は、簡単。超初心者のワンデイレッスンでも
出来てしまうものです。

マスキングで雪部分にかけ、さらに、塩をふりかけ冷たい感じを出しています。

絵作りは、楽しまなきゃだめですよね。

産経学園 透明水彩 風景画 町の明かり

ホワイトワトソンを使用の場合、マスキングもしますが、
消しゴムで奥の明りを出していきます。
また、今回使用したラングトンやウォーターフォードといったコットン紙は、
マスキングをする箇所が、ホワイトワトソンと比べて多くなります。

人は、たくさんいますが、少人数でもOKですよ。

1602
F4町の明かり

参考のために、F4サイズとF2サイズの2種をお持ちいたします。
絵の世界は、除雪されていないから、転びそうですね。
みんな転ばぬように、必死で歩く姿にしました。
1602拡大

2月水彩色えんぴつ教室 モチーフ 青い池

暦はもう、立春。梅のつぼみも膨らみ始めました。
でもまだまだ寒い日が続いています。
今期最後の雪を描きましょう。
1602青い池
北海道の青い池です。
木立に積もる雪や背景の木々の表現。
そして、青い池の表情が出ればとグラデーション(流し)で描いています。

前回のグラデーションは、大さじ1杯の水の効果は、よく伝わりましたね。
今回も「大さじ」を使って水の量の調整を効かせます。
それにともない、塩効果とパウダー技法が面白いように出ますよ。

マスキングインク。
シュミンケをおすすめしています。
色目がしっかりブルーが着いているのでわかりやすいです。
また、ミツワなど無色や淡いピンクやブルーのマスキングインク方が絵の製作過程のとき
イメージを損ないません。
しかし、何処についてるかわからない!!
めっちゃ見えにくいですよね。
何処についているのかわからず、大量にマスキングをしてしまった
経験はありありですよね。

だから、提案いたします。
マスキングインクに着色をしてみれば、
どこにマスキングしたのかわかりやすいですよ。

あまり邪魔しない色を選んで、(もしくは、淡く)
水彩色鉛筆の芯先をパウダーにしたものを
マスキングインクに混ぜちゃいましょう。
しっかり混ぜてください。
大丈夫。はがしてもマスキングできています。
今回は、水筆ペンでマスキングしました。
きれいに、取れます。
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お試しください。

産経学園 透明水彩画コース

産経学園 透明水彩画 風景
20160118_160018

昨年10月からスタートした産経学園大阪教室では、
水彩色鉛筆と透明水彩の2つの画材でレッスンしています。
水彩色鉛筆だけでもOK。透明水彩だけでもOK。
併用してもOKというクラスです。
また、こちらの教室では、現在受講されておられる透明水彩画をご希望の方は、
他の水彩色えんぴつ教室で受講されて
さらに、こちらにおいでいただいているという熱心な受講生の方。

この方々は、風景画を描きたいということなので、
毎回風景画の資料を持っていきます。
今までは水彩色鉛筆で描いた参考作品を持っていっていましたが、
やはりわかりやすいようにと
私も風景画のF4サイズを持ち込んで説明させていただいています。

同じ題材で、両方とも水彩画。
一方は、透明水彩。一方は、水彩色鉛筆で描いた作品。(朝日カルチャー 風景画コースでアップしています)
比べるのも面白いです。

 産経学園 大阪

第1、3水曜日 10:00~
06-6373-1241
★透明水彩&水彩色えんぴつ 併設クラス

 

1月水彩色えんぴつ教室 雪の日

今朝目覚めれば、初雪が降っていました。
庭のバラは、秋に植え替えをしてもらって
栄養たっぷりにしていただいたおかげで
この冬は10から20輪とまだ、満開に咲いているんですが、
とうとう凍えてしまいました。
可哀想に。。

寒い朝ですが暖かい感じの雪を描きます^^

1601雪景色

今回もグラデーション。
グラデーションを苦手な人、多いですね。
ため息をついてませんか?
でも大丈夫。新しいコツをお伝えします。

では、なぜ、グラデーションが、苦手なのかを再度向き合ってもらいました。
色が流れない、すぐ乾く、焦る、、、様々ですが
ひとつは、準備が必要です。
①使う水彩色鉛筆をテーブルに出しておく
②その芯先は長く削りだしておく
③描く水彩紙は、ブロックタイプか、四方マスキングテープで止める
④新聞紙を用意してその上に色を捨てる

ここまでは、何度もお伝えしています。
この準備を整えてあげるだけで、以前より、うんとやりやすくなったかと思います。
ところが、まだ、上手く流れない。乾くことが、最大の原因。
そこで、気がつきました。
はじめに、紙へと水を引いてあげる際、その水分が少ないってことです。
目安で、いつもあれやこれやと言ってきましたが、人によっては違いました。

では、こうしましょうか。

「大さじ1杯の水」をください。
20160118_105209

水を引く前に、水を大さじ1杯を紙の上に流し込みます。
20160118_105236
この水を紙全体に行き渡らせます。
こぼれ落ちないように。
そこから、色を置いて流していきます。
※筆の種類や筆のスタート時の水の含ませ具合によっては、大さじ1~2杯必要かも。
紙のサイズF4以上は大さじ2杯以上必要です。

実際、この方法で、3つのクラスが実践してもらいました。
そうすれば、今まで上手くいかなかった方も
納得いく作品になりましたよ。

今回は上手くいくことを願います。
20160118_105044わが家の料理の相棒 大さじちゃん。
 

1月朝日カルチャー風景画コース 福岡柳川

風景画コースのみなさま。
あけましておめでとうごいます。
さて、今年は、水辺からスタートします。
福岡柳川です。
1601柳川
昨日は、透明水彩のみで描き、今回は、水彩色鉛筆のみで描きました。
前者は、スマホで夕方の撮影。後者は、スキャナー読み取りの違いで、
比べると明るさが違いますが、
水彩色鉛筆のほうがやはり明るいです。
色数も増やしてみました。

もっと劇的に変わるかと思いましたが、時差も1日。
今の気分では、差ほど変わらなかったみたいです。

透明水彩で描いているときは、
「この枝、水彩色鉛筆で描くと質感が出るのにな~」と思い、
また、水彩色鉛筆で描いているときは
「もっと混色しながらの色幅がほしいなー」と
それぞれのメリットとデメリットに悩みながら描いています。
ということは、それぞれの特徴を知った上で、両者の得意分野をそれぞれ使う方が、私は、楽しく描けるんだと再確認しながら製作。

水彩色鉛筆のメリットとデメリット。
わかりますか?

この話しは、長くなりそうなので、いずれまたの機会に。

九州 福岡柳川の冬景色

image

透明水彩で九州 福岡の柳川を描いています。
F4サイズのなので、スマホ撮影のため両サイドが若干切れています。

明日、産経学園の透明水彩画コースで、風景画を選ばれている方は、
こちらの絵をを描きますね。

同じ風景で、水彩色鉛筆で描いた作品は、途中でタイムオーバー!
今日は、ずーと自宅だったので朝2時半からよく働きました^^

今から夕食を仕込んできます^^
そして、すぐに寝るんだろうなあ。。

気になって「認知症 色鉛筆」の検索してみた

画材店のPOP。やっぱり気になり(笑)今日は、眠れなかったこともあり
夜中に起きだして、ちょっと検索してみた。
「認知症の予防効果  色鉛筆」とグッグってみました。
でてきました。
読む

フムフム。めっちゃたくさん紹介と検索項目あります。

そういえば、半年前から書店に並んでいたなあと思っていました。

ピックアップ記事では、テレビ東京系「主治医が見つかる診療所」、
NHK「あさイチ」で紹介ということでそれぞれのバックナンバーもみてみました。
大人向けの塗り絵「コロリアージュ」という本があります。
たぶん、書店や画材店などで一度は、見たことがあると思います。
ブラジルで爆発的に人気になって一時色鉛筆も売り切れになったとか。
塗り絵は、脳の活性にいいということ。
キレイな色をみて、楽しく塗るのはいいですよね。

塗り絵がいいと聞けばそれに飛びつくのもいいけど
結局は、楽しみながら長く続けることが大切なんですよね。
否定的に言いたいのではなく、石の上にも3年という言葉があるように、
始めたらしばらくは向き合って欲しいと思います。
「すぐにでも上手くなりませんか?」→個人差があります。
「何年したら上手くなりますか」→月2まい。です。はい。
何度もそんなやり取りをしたことがあります。
「私ら時間ないからすぐにうまくなりたいんや!(渇)」と去られた方もしばしば。
指導力不足だとは重々承知です。すいません。
でもあの高価な色鉛筆の行方が不憫に思えます。

私は、いつも受講生の皆さんにお伝えしていることがあります。

『塗り絵の世界で終わらないで。描くことの楽しさをじっくり待って。』

描くもの「モチーフ」には、塗り絵で描き起こしたような「輪郭線」は存在しないです。
「背景色」のような色や空間は普通、ありません。見えていません。
それをどう描くのか‥。

輪郭線は淡く極端になくてもいい。時にははみ出してもいいし、
さらに見えない背景を自分の心の中の色を表現したり、「空くう」を作ったり。
にじみという偶然のなかの表情を楽しんで欲しい。

『塗り絵の世界ではなく「アーティストとしての表現」を育てているんですよ』

だから苦しい、難しい、楽じゃない。終わりがない。
思ったような講座じゃない。
よく言われます。
経験が長くなればなるほど難しい。
だって、大人の階段上っているんだもの。当然です。

でも、それに耐えて、楽しさを見つけてくださった表現者の方が
こんなに大勢、わたしの目の前に現れています。
アーティストは、常に壁にぶちあたっています。
そんなものと思ってください。
はじめられた方が、月2枚だけの作品であってもこの前までは0枚。
1年間で24作品ができます。その枚数ならちょっとした個展もできますよ。
描くことだけを目的ではなく、さらに、仲間と出会いおしゃべりされることも見つけだされた皆様方。
みなさま。充分、脳は、活性化されています。

ほんとすばらしい。。

おっと。ほって置かれないように、こっちもがんばります。

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素晴らしい!今年初の作品(手書きの年賀はがき)を拝見しています。
いつもの絵よりもうーんと伸びやかで、個性的です。