5月 透明水彩「降りてみれば、」産経学園

木立のトンネルを抜ける先は、階段を下りる絵

長崎のとある風景です。
坂や階段がとにかくたくさんある街ですね。
高台から海を望むと階段がいたるところにあります。
石塔やレンガの壁面も石畳もノスタルジックな薫りが漂う街ですね。
階段下へ向かう両サイドの木立と壁面は、まるでタイムトンネルのよう。

緊急事態宣言が発令中です。
ご無理なさらず、くれぐれもお気をつけてお越しください。

教室は半分以下の出席のクラスもありますが
普段お話しできない、筆の使い方や描き方のクセの話などしています。

描くことは、やっぱり素敵!
そして、熱く語っている私。
ダブルマスクとシールドで暑い。。。
でもこんな時だからこそせっかくおいで頂いたので
少しでも参考になっていただければと思います。

はんなり展が終了しました

引き続き作品展しております

4月30日。「はんなり展」が無事に終わりました。
開催中の後半は、緊急事態宣言にさしかかり、あまり告知もできていませんでしたが
多くの方がお見えいただきました。
ありがとうございました。

また、今回は受講生さんだけなくご近所の方や
ウィズたからづかをご覧いただいた方も多くおいでくださいました。

お出にくい中、じっくりと絵をご覧いただきまして
とても嬉しいです。

また、5月中も花屋つくしさんのご厚意で引き続き展示をさせて頂いていますので
再度、ご覧ください。
新作で、ミニ額の作品も加えております。

母の日のプレゼントにおすすめしています。

ミニ額のフレームは、額専門店さんの1点ものです。
凝った作りが素敵です。

↓動画です。ご覧ください。

はんなり展しています

引き続き展示します。「はんなり展」

連日遠くからおいで頂き、ありがとうございます。
お会いできなかったみなさま、お目にかかれず失礼いたしました。

昨日の日曜日でもご近所の方がお越し頂きました。
お出かけしにくい中、ありがとうございました。
また「はんなり展」は、4月30日までの開催予定でしたが、
5月も引き続き展示いたします。
私の5月の東京行の展示会が延期になったため、
つくしのオーナーさんからお声かけいただきました。

展示場所は、小さくなりますがお立ち寄り頂ければ嬉しいです。
店内は母の日マンスリーなので、さらにお花でいっぱいになるでしょうね。

小さな作品も加えて、宝塚な雰囲気で作品を展示します。

緊急事態宣言がはじまり、
「来たかったけど。。」と受講生さんにたくさんお話しいただいています。
写真でご覧くださいませ。

はんなりシリーズ。スクエアタイプです。ゴールドをあしらえています。
はんなりシリーズ。この花を描いたところからスタートした作品展でした。シルバーをあしらえています。

臨時休講のお知らせ

コロナにより緊急事態宣言が発令されました。
臨時休講のお知らせです。

受講生の皆さまへは、再開の目途が立ち次第、レッスン再開日および休講日の振替日程に関しましてご案内を申し上げます。

【休講となる教室】
4月26日㈪あいあいパーク
午前・午後教室ともお休みです。

他の教室も今後状況によってはお休みになる場合があります。
その場合もお知らせいたします。

教室を楽しみにしてくださっている皆さまに於きましては、残念なお知らせとなり、大変申し訳ございません。
この事態が、一日も早く終息することを願っております。


情報は4/26 8時現在

4月 透明水彩「伏見の桜」産経学園

全体に薄桜色でまとめて、色の統一感を出す

伏見の桜です。
桜のシーズンも足早に過ぎてしまいました。
しかしながらもう一度このシーンを心に残したくて描きました。

水面の色も桜色に染めてみました。
舞い散る桜が花筏になっています。

一方、先月の3月は同じ場所のモチーフで、F2サイズで描いています。
水彩色鉛筆教室の課題です。
こちらは、初心者でも描けるように教室では工程表などがあります。
水彩色鉛筆の使い方を学んで頂いています。
水彩色鉛筆は、パウダーとして描けるので表情が豊かですね。

3月水彩色鉛筆 風景画コース「伏見桜」

4月 透明水彩「紫苑ながさき」産経学園

背景のカラーは、紫苑(シオン)の色をイメージして。

長崎グラバー亭がある高台より眼下に見える長崎港です。
観光丸がゆっくりと往来しているのが見えました。

長崎港が開港して450年です。
観光丸がゆったりと湾内を周遊しています。
背景は、三菱重工長崎造船所で、今でも海上自衛隊向けの護衛艦を建造しています。
絵には、護衛船のシルエットもあります。
ドックでは100年以上前から船を造ったり修理をしていて、日本で最後の戦艦である「武蔵」が建造されたとしても有名な場所です。

歴史を感じるこのシーンを「紫苑シオン」としました。
シオンの花ことばは、『シオン(紫苑)の花言葉は、「君を忘れない」、「追憶」、「遠方にある人を思う」』です。
450年間の歴史の重みを感じ、いまも息づく造船の街です。

シオンの花です。

3月 透明水彩「光の中で」産経学園

陽射しは、ナイロン平筆で色を取る

陽射しが燦燦と降り注ぐ森の中です。

竹スティックで細い草のマスキングをします。
陽射しは、幹を描いて濡れている間ならしっかり白く抜けます。
ティッシュペーパーより細い線が細くしっかり取れるので、筆の方がお薦めです。
筆は、ナイロン製の平筆が、よく取れますよ。
ホルベインだったらアクリル軸の筆などいいですね。
その他のナイロン筆もいいものがあります。

個展「はんなり展」のお知らせ

花咲く季節がやってきました。
このたび、宝塚の手塚治虫記念館近くにあるお花屋さん「花屋つくし」さんにて個展をいたします。

コロナ禍になり1年余り経ち、振り返ると色々ありました。
私の教室の仕事も対面のため、昨年2月から全クラスの休講がしばらく続きました。
「もうできないかもしれない…」教室を辞めざるを得ないかと当初ひどく落ち込んでいました。
しかし、自分のできることを信じて、ゆっくりと歩いていこうと心に決めていきました。

その後、教室は徐々に再開し、生徒さんたちも様子を見ながら戻って来られています。

春を待ち、水彩色鉛筆と透明水彩の作品ご覧いただきたく存じます。

「はんなり」とは落ち着いた華やかさがあり、上品に明るく陽気なさまを表す京言葉の一つとして知られています。

「はんなり」とした作品を「花あり」のこの場所でご覧くださいませ。


新しい技法や紙との出会いもあり、この春の新作も加えてお出迎えいたします。
今までにできなかった、でも表現したかったココロの模様を水彩色鉛筆が奏でる花と組み合わせて展示いたします。
みなさまに、癒しの世界をお届けいたします。
ぜひご高覧ください。

花屋つくしさんのホームページ

私は、期間中の日曜日4/18,25来店予定しています。
あとは不定期におります。
お見えになる日、お時間が決まりましたらお声かけください。

周辺は宝塚な素敵なお店がたくさんあります。
この場所、隠れ家的なスポットなんですよ。

また、お車をご利用の方は、お花屋さんには駐車場はありません。近くのユニクロやニトリなどの駐車場をご利用頂くと便利です。

3月 透明水彩「せせらぎ」産経学園

マスキングは、小道具必須です

まず、大切なのは、マスキングインクの扱い方です。

私は、シュミンケのペンタイプを使っています。
しかし、そのノズルの先からは、直接貼付せず、一旦、
別の場所に出しておいてから道具を使ってそれぞれの表現をします。
え~面倒くさいって言わないでください;
ご期待に添えるような描写になりますよ!

草は、竹スティック(自作)
しぶきや水流は、ロープブラシ(自作)
葉っぱは、エアーパッキン
手前の葉は、シリコンスティックやトランサー

それぞれ道具の特性を生かして描くと、細い線や
面や、躍動的なラインなど、マスキングや描写ができます。

また、この詳細は、別のときにお伝えしたいと思います。

竹スティック・ロープブラシは、私が作ったのですが、
お手元にない教室の受講生の方は、お持ちでない方お声かけ下さいね。

シリコンスティックとは、
100均のネイルコーナーにあります。

上から
エアパッキン
竹スティック
トランサー
ロープブラシ

トランサーは、マンガを描く方ならご存知の道具です。
スクリーントーンを転写するための道具です。
私は、学生時代はデザインコースを学んでいたのでトーンも使いました。
イラストレーターの小道具も今でも使います。

水彩や水彩色鉛筆だけではなく
他の画材やアイテムをどうやって組み合わせると楽しいのか。
また、初めての人でも納得して楽しんでもらえるのか。。
いつもいつも頭をよぎります。

エアーパッキングの扱い方は、
オリジナルなので
はじめての方が全員かと思います。
苦労していますが、ものにすれば楽しく描けます。

ユーキャンの通信講座では、扱い方の説明をつけてもらっています。

それが、使っていただく季節「さくらを描く描写」がピッタリの季節となりました。
エアーパッキンの季節(笑)到来ですよ。

こちらもエアパッキンを使っています。
3月の朝日カルチャーでのオンライン講座はマスキング「エアーパッキング編」をします。(後ほど詳細ご案内いたします。)

2月 透明水彩「冬日」産経学園

雪の表現。粒状化を極める

雪の表現3種盛り~
雪の表現を3つの方法で表現しています。
①スプレー
②塩
③不透明水彩でのスパッタリング

グラニュレーションカラーとの混色で
粒状化がはっきりと出てきましたね。
注目はコバルトグリーンDEEPとレッドとの混色です。

使った色で最近気に入っている色で
ウィンザーニュートンのコバルトグリーンDEEP。
限定色だったこのジェルカラーシリーズが昨年定番になりました。
アクアグリーンは、水彩色鉛筆デューラーの158番とそっくりの色目。
これは、使い慣れている色なのでバラの葉を描くときにちょうどいいです。

他の色もチェックしてみてくださいね。

今期最終の雪の表現なので、総まとめ技法です。
来シーズンお忘れなきよう。。

冬日は、滋賀県の高島市です。
四季折々と味わい深いスケッチポイントです。
また、行ってみたい場所です。

こちらは、その高島からの帰り道の風景です

1月 透明水彩「冬の暮」産経学園