秋色ギャラリー

秋色お届けします

過去の作品です。
ファルダーにギャラリーに秋がたくさんあったので
秋色ギャラリーを作ってみました。

う~んと昔の作品もまぎれています。
水彩色鉛筆や透明水彩で描いた作品です。
しばし、秋をお楽しみください。



現在、個展前で
色々な準備と重なり
お仕事も多々入っています。
順をなして待ってもらっている感じで、申し訳ないです。

忙しいと本業からついつい、横にずれてしまいます。

明日は試験勉強しなきゃいけないのに
部屋の片づけをはじめてしまって、夜中に泣くタイプ。

わかる~と共感された方たくさんいてますよね。

私も過去からそこは、ブレないタイプ。

10月 透明水彩「秋色街角」産経学園

秋の日差しとともに

紅葉したイチョウの並木道です。
陽射しが降り注いでいます。

イチョウの葉は、マスキングインクを使います。
イチョウの木を描くときは、波の形や色はもちろんですが、
枝ぶりと幹にいつも気を配りながら描いています。

今回の樹皮は、色鉛筆で樹皮のラインを描いてから後から色をいれていきました。

F4サイズ ウォーターフォード
透明水彩

個展のお知らせ

秋も深まる中、大阪池田市にあるGULIGULIさんにて個展を開催させて頂きます。
10月28日(木)から11月1日(月) 11時から18時まで

☆初日は、13時からオープンです。
☆最終日は、17時までです。

今回は、水彩色鉛筆と透明水彩画に
新しくインクで表現したアートも加えています。



さらに、新作の作品は、インクアートから波及した表現方法で
アクリル×水彩色鉛筆の作品をご覧いただけるかと思います。
アクリルの色ののびやかさと
より新しい表現を求め、お伝えしたく制作しています。

最近、色々と刺激を受ける日々で
頭もココロもクリアになっています。
その瞬間のひらめきを絵にしておきたい。

新作の作品は、「流」です。
「RYU」と呼んで頂ければと思います。

色のゆくえも知らず、追うこともせず。
色の流れで絵を作っていく作業は、
溢れる感受性とともにお伝えできればと思っています。

この絵を作る瞬間がとても心地よく、
毎回現れる色や動きに感動しています。


会期中は展示作品の一部をハガキにしたものや
2022年のカレンダーも販売をさせて頂きますので
ぜひ、お手に取ってごらんください。

また、10月31日(日)と11月1日(月)は、体験イベントもします。

水彩色鉛筆のダーベントのインクテンスをお試しいただく予定です。
また、水彩色鉛筆と日本画のコラボイラストもします。
お楽しみに!

ねっとりとした質感がいい、インクテンスです。体験では12色を使って描きます。
時間は13時から14時まで。




イベントの詳細は、こちらのブログと教室ラインで
後日ご案内させていただきますので
ご興味ある方は、ぜひチェックしてください。

GULIGULIさんの森の中と絵が一体になって、
お待ちしています。



9月 透明水彩「午後 京都」産経学園

午後の強い日差しを描く

秋の京都の1シーンです。
西から強い日差しを受けてきらめく川を描きます。

このシーンは、何度か描いていますが
今回は色数をぐっと絞って描いています。
さらに、キラキラの水彩絵の具を使っています。

F4サイズ ウォーターフォード
透明水彩

きらめきは、シルバーと
水彩色鉛筆の白を使用。

8月 透明水彩「坂道のある風景」産経学園

強い光を描く

長崎の坂道の風景です。
長崎は、階段や坂がたくさんある町。
先の見通しがわかりにくい、入り組んだ路地になっています。

以前も長崎の階段を描きましたが、
今回は、ぐっと色を抑えてみました。

強い光と影のコントラストを描きました。

F4サイズ ウォーターフォード
透明水彩、パステル、色鉛筆

7月 透明水彩「昼下がり」産経学園

長い影を描く

このシーンと出会ったとき、すぐにイメージした色で仕上げました。
Blueを効かせています。

場所は、宝塚市あいあいパークの一角。
庭木が販売されています。
奥は、オリーブの木だと思いますが
手前は、植物の名前がわかりません。

建物の壁に映し出された、長い影を描きます。
長い影で時間がわかりますね。
光線が強めの西日のある日です。

6月 透明水彩「路面電車・長崎」産経学園

歴史を描く・路面電車

長崎市内を走る「長崎電気軌道鉄道」です。
全体に、落ち着いたイエロートーンで描きました。

この路面電車は、開業1914年からということで、
今から100年以上前から長崎市内を走っています。

2度の戦火や水害によって壊滅的な被害に見舞われたのですが、
幾度と立ち上がり、今でも市民の足となって愛されています。

6月 透明水彩「めざめの朝」産経学園

川の流れと輝きを描く

奥入瀬渓流です。
陽射しと川の流れを描きます。

今回の描き方は、はじめにモチーフを無彩色(グレースケール)にとらえて、
グレーの濃淡で描きます。
これを先に描くことで後のカラー彩色がぐんと楽になります。

私は、グレーだけでなく
時としてブルートーンで作ることもありますが、
今回は、グレーで着色しています。
グレーは、ウインザーニュートンblueとスカーレットレーキです。
それがこちらです↓
淡く水色に見えているところはマスキングインクです。
マスキングインクも色々なアイテムを使って貼付しますよ。

最後の仕上げに水彩色鉛筆を使っています。
大きく引き伸ばしてみました。
中央の岩場です。
それが、ココです↓

そうです。「コケ」です。
青のりのような質感が出せるのは、水彩色鉛筆ならではの使い方です。

このモチーフと出会って、一番描きたかった部分が「コケ」でした。

6月 透明水彩「港からの風」産経学園

陽射しと空気感を描く

横浜開港資料館です。
横浜で個展をするときは、いつも決まったホテルに1週間連泊していました。
中華街からすこし離れた横浜スタジアムが目の前のホテルが気に入っていました。
散歩がてら周辺を散策するのですが、どこに向かうか決めずウロウロ彷徨います。
とにかく、港方面を目指そうと出発します。
しかし、どこに行っても素敵なシーンと出会えるのが横浜港町です。
この場所が、横浜開講資料館だと後から知りました。

「陽射しと空気感を描く」
陰の色は、ターコイズでまとめてみました。