今回は、風景画です。
夏の空と海を描きます。
空には、飛行機雲があります。
(使用した色)
120,110,157,151,156,102,168,199,274,184,115,136
水筆ペンをお持ちですか?
お水を軸にいれて描く筆です。
なので、筆洗が必要ないというものです。
水彩色えんぴつ教室の体験教室だったり、私の講座のスターターセットの中には、水筆ペンを入れています。
これは、本講座では頻繁には使いませんが、
水彩色鉛筆×水筆ペンは、相性も良いと判断してセットアップしています。
筆洗がいらないので、旅先にもこのペンは便利です。
スケッチに向いている水彩色鉛筆は、
水筆ペンとの組み合わせはいいのではないでしょうか。
以前、この水筆ペンを選択するのにあたり、
各メーカーを試してみました。
入手方法や描き心地や本体軸をプッシュして水が落ちてくるかなど。
溶かす目的の筆のみならず
水分補給ができるような役目もあるものをと選んで
現行のステッドラーと2WAYペンとしています。
そして最近新しく出た水筆ペンの情報をお伝えします。
今までのナイロンの穂先ではなく
馬毛が新発売されたと画材店さんから紹介があり、早速ためしてみました。
使う以前は、馬は扱いにくいかな??と
思っていました。
安価で毛先がまとまりにくいというイメージです。
普段はコリンスキーを使っているので、多くは望めない、値段の差もあるかと思っていました。
結果、使用感は。。。
素晴らしい。。
なぜなら穂先がまとまるのです。
ちなみに筆の先端にある毛のことを「命毛いのちげ」というらしいです。
この毛があることで文字が生き、磨耗劣化することでその筆の寿命となるそうです。
書家の先生からの口伝えをお伝えいただきました。
いわば、この「命毛いのちげ」がこの水筆ペンの筆先には存在しているのです。
馬毛水筆ペン穂先の命毛、見えますか?拡大してみて欲しい。。
個人的に好きで使ってる名村(ナムラ)大成堂の面相筆大。
この筆が、面相の中でもとても扱いやすいと思っています。
そして、わがクラスの爆発ヒット商品「マーキュリー」
何人も使っています。
「(私の筆の動作を)見てるだけで気持ちがいい」ということでした。
とにかく筆先がいいのです。
その一流の筆メーカーが、この馬毛の水筆ペンを作ったこと、
使用感がいつもの筆とリンクした瞬間でした。
この使いやすさの実証は、他の筆で体感済み。
面相やマーキュリーのようなコリンスキー筆の感覚のようで、馬とは思えません。
さらに驚くのは、お値段。
600円(税別)。
お値段以上の仕事をしてくれます。
教室の方は、まとめて注文いたします。
順次注文受けたまります。
★あくまでも私の主観であり、使用感をお伝えしています。
偏った表現になってる場合もあります。
強制的に購入の意図はありません。
ご了承ください。
あさって12日より開催されるアートフェアに出展します。
アメリカ・ニューメキシコ州、サンタフェにおいて開催される『ART SANTA FE』は2019年の開催で19回目を迎える国際的なアートフェアです。
今回出展する運びとなりました。
サンタフェというと、青空と赤土とネイティブアメリカンの大地のイメージが先行されていました。
しかし、このサンタフェは全米のアートマーケットにおいて、1位のニューヨークに次いで2位、あるいはロサンゼルスに次いで3位の規模を誇ります。
それを裏付けるように人口8万人の町には300ものギャラリーが存在します。
フェアが行われる7月のサンタフェは、アート・文化的なイベントが数多く行われ、地元ギャラリーもこの時期最も力を入れた展覧会を企画し、
各地から洗練されたコレクターグループが訪れるとのことです。
私は、今回大阪の老松通りの画商ギャラリーエデルさんからお声を頂きました。
ギャラリーエデルさんは、以前ギャラリーが宝塚南口にあり、一度お目にかかったことがありました。
そのときは、仕事でなく遊びに行きました。
その10年後に今回このような素晴らしいお声をおかけくださいまして
感謝申し上げます。
ギャラリーエデルさんは、絵画を扱っておられる画商で、
取引先は大手デパートや他画商ということです。
取り扱い作家では、有名なところでは、草間彌生氏や奈良美智氏といった現代美術世界においては第一人者でもあるという方の作品も扱っています。
草間彌生氏の名前が知らなくても作品をみれば
わかりますよね。直島では有名なカボチャです。
(写真のオブジェは、霧島アートの森の玄関口にあります)
今回、私の作品も草間彌生氏の作品と一緒に展示いただくという、夢のようなお話が叶います。
作品展数も5点で10号とSMサイズを運んでいただきました。
現地に行かれる担当の方から
素敵なお話が伺えたらと思っています。
会期 2019年7月18日から21日まで
会場:Santa Fe Community Convention Center
出展ブース:Gallery EDEL
フェアHPアドレス http://www.artsantafe.com/
主催・運営:Redwood Media Group
Art Santa Fe
July 18 – 21, 2019
Sante Fe Convention Center
各テーブルごとにお花が違います。初日の昨日は、こんな感じのお花の席があいていたので、こちらで描きます。
仕上がったのはこんな感じ。明るめの色を使いました。
今日のKCCクラスは、こちらを持っていきます。お楽しみに🎵
明日3日の産経学園のお花は、こんな感じです。
お花のお品書きまでついています。
夏の花ですね。
上高地の大正池のほとりです。
映りこむ木々がある水辺を描きたいとずっと前からあたためていた一枚の写真でした。
今回は、こんな色でアレンジです。
F4サイズ ウォーターフォード
山門です。
青々と葉が茂る山門です。
今回は、山門などたくさん描く部分がありますので
トレース技法で描き始めます。
さらに、屋根部分は水彩色鉛筆だけで着色をして終えています。
筆で溶かしていません。
そうすることで、屋根瓦の質感が伝わればと思っています。
葉の色は、104、112と137(249)を混色した色で
深いグリーンを出しています。
グリーン系の混色のパレットを作りましょう。
(使用した色)
104,153,157,199,112,140,156,274,137(249)
混色のパレット 104、112と137(または249)
前半は、花を描きます。画像は紫陽花。縦長に仕上げています。
各教室によって、モチーフが変わります。
というのは、いつも花を決めてオーダーになるので、本当に描きたい花は時期がずれたり、個数が人数分揃わず断念していました。
今回は、7月の半ばまで、色んな種類を取り混ぜてお届けします。
どの花が来るかは、教室によって違うし、さらに同じ教室であってもテーブルごとに、一人ひとり違うというスタイルをとります。
お花の準備は、いつもお世話になっている中山寺ファレットフルールさん。
フロリストのお兄ちゃんが、「それって、ワクワクしますね〰️」と楽しみながらスペシャルチョイスしていただきます。
今回は工程表がありません。私がデモをしますので、ご覧いただきながら制作していきましょう。
ただいま原田の森ギャラリーにて、教室展開催しています。30日15時まで。
本日の神戸新聞に掲載されたと連絡がありました。
水彩色鉛筆教室の作品展示の場所で、三宮クラスの生徒さんが、たたずむ姿。
智子さんは、べっぴんさん♥️モデルのように美しい。。
週末も雨模様ですが、ご高覧頂けると嬉しいです。