8月水彩色鉛筆教室「island」

波打ち際の白波は、ローソクで描く

夏と言えば!!island。南の島を描きます。

波打ち際は、白い部分です。泡がはじけています。
あらかじめ、その部分にめがけて、ロウソクを塗っておきます。
後から入れた色は、ロウがはじき波間の雰囲気になります。

不透明の白で、仕上げします。
波しぶきをエアパッキンで、入れます。

point
ロウソクの塗りすぎにご注意ください。
後からは、はがせません。

仕上げの白は、こちらでも乗せます。
エアパッキンでスタンプしています。

(使用した色)
152,110,151,268,130,180,156,264,233,274,172
エアパッキン
ロウソク(あれば)
不透明の水彩(ガッシュ)白(こちらでもご用意します)
※胡粉を使いました。

ファーバーカステル アルブレヒトデューラー水彩色鉛筆 色番号表記

8月19日(金)オンライン講座「輝きの朝を描く」


8月のオンライン講座です。
お申し込みはこちらです。


キラキラと輝く水辺と木立を描きます。

今週8月19日金曜日に、オンライン講座があります。
元々のモチーフは、水彩で描いていますが、
こちらを水彩色鉛筆で描きます。

オンライン講座では、絵の工程だけでなく
小道具などの話もしているので
参加された方に大好評を頂いています。

作業している手元を見れてよかった。
詳しくマスキングインクの話が聞けた。

など、お声を頂戴しています。
初心者の方にもご参加頂いていますので、
水彩色鉛筆が初めての方も安心してください。

また、タイムリーに質問を頂いて回答をしています。
ぜひ、ご参加ください。


お盆の時期ですが、皆様いかがお過ごしですか?
日々の教室の準備をしながら秋の個展の準備にかかっています。

体力が、ほどほどあるようで、何とか堪えていますよ~。
個展のお知らせはもうすぐできると思います。

しばらくお待ちください。

8月水彩色鉛筆 風景画コース「ドブロヴニク」

グラデーションで描く空と海

クロアチアのドブロヴニクの海です。

グラデーションで空と海を描きます。
木々も家も日に照らされて、ピンク色に染まっています。

今回の空は、グラデーションに加えてたなびく雲も入れます。
水分の状態を見極めて、グレーを筆に取り入れていきます。

point
グラデーションを上手にするためには、コツがいります。
テクニックもさることながら、まずは、使い道具の準備をしましょう。

新聞紙。
使う色。
スケッチブックの表紙の折山。

すべて準備が整わなければ、グラデーションはうまくいきません。
詳しくは、教室で。

(使用した色)
107,127,123,120,249,274,247,157,264,112,125

ファーバーカステル アルブレヒトデューラー水彩色鉛筆 色番号表記

8月水彩色鉛筆教室「クラムボンはわらったよ」

「しゃぼん」で描く背景

課題は人物画ですが、後ろ姿で描きます。
そして今回は背景を楽しんで頂きます。

クラムボンを作ります。
クローズアップです。 

「クラムボン」の正体は、シャボンで描いた泡です。
クラゲにも見えたのですが、
ここは、誰もが知っている、でも正体は知らない「クラムボン」ということに。。。
宮沢賢治の「やまなし」からイメージしました。

宮澤賢治「やまなし」より引用

二疋の蟹の子供らが青じろい水の底で話していました。
『クラムボンはわらったよ。』
『クラムボンはかぷかぷわらったよ。』
『クラムボンは跳はねてわらったよ。』
『クラムボンはかぷかぷわらったよ。』
 上の方や横の方は、青くくらく鋼のように見えます。
そのなめらかな天井を、つぶつぶ暗い泡が流れて行きます。
『クラムボンはわらっていたよ。』
『クラムボンはかぷかぷわらったよ。』
『それならなぜクラムボンはわらったの。』
『知らない。』

つぶつぶ泡が流れて行きます。

モデルさんの女の子が、ズンズン歩いていく後姿がかわいくて、
物語と重ねて描きました。

あなたのところに「クラムボン」は、やって来てくれるかな?
泡立て上手にしてください。

夏の日、お部屋の中で、楽しくお過ごしください。

point
シャボン水は、こちらで用意します。
紙コップ・ストローがあればお持ちください。


(使用した色)
102,174,120,119,125,127,182(268),132,110,136,177,199
紙コップ・ストロー
紙やすり

ファーバーカステル アルブレヒトデューラー水彩色鉛筆 色番号表記

7月水彩色鉛筆教室「ひまわり」

黄色の花を描くコツ

夏の花「ひまわり」です。
最近では色々なひまわりの種類がお花屋さんに並んでいます。

色んな種類がある中で、今回は花の部分をクローズアップした作品です。

ここは、色鉛筆ならでは。ドライタッチで細かく描けます。

花の花芯の部分です。
ベースの茶色を溶かしますが、そこが乾く前に黄色を入れます。
今回はマスキングを使いません。
黄色の花を描く際には、背景の色もしっかり花の際まで入れます。
ベースが濡れている状態で、
花びらの黄色とベースの緑色との際を
あいまいにしながらも花びらが出てくるように描いていきます。

point
背景を作ります。
花びらの色と同時です。
塩を使います。

(使用した色)
107,109,111,170,168,112,104,153,191,192,157,177

ファーバーカステル アルブレヒトデューラー水彩色鉛筆 色番号表記