気になって「認知症 色鉛筆」の検索してみた

画材店のPOP。やっぱり気になり(笑)今日は、眠れなかったこともあり
夜中に起きだして、ちょっと検索してみた。
「認知症の予防効果  色鉛筆」とグッグってみました。
でてきました。
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フムフム。めっちゃたくさん紹介と検索項目あります。

そういえば、半年前から書店に並んでいたなあと思っていました。

ピックアップ記事では、テレビ東京系「主治医が見つかる診療所」、
NHK「あさイチ」で紹介ということでそれぞれのバックナンバーもみてみました。
大人向けの塗り絵「コロリアージュ」という本があります。
たぶん、書店や画材店などで一度は、見たことがあると思います。
ブラジルで爆発的に人気になって一時色鉛筆も売り切れになったとか。
塗り絵は、脳の活性にいいということ。
キレイな色をみて、楽しく塗るのはいいですよね。

塗り絵がいいと聞けばそれに飛びつくのもいいけど
結局は、楽しみながら長く続けることが大切なんですよね。
否定的に言いたいのではなく、石の上にも3年という言葉があるように、
始めたらしばらくは向き合って欲しいと思います。
「すぐにでも上手くなりませんか?」→個人差があります。
「何年したら上手くなりますか」→月2まい。です。はい。
何度もそんなやり取りをしたことがあります。
「私ら時間ないからすぐにうまくなりたいんや!(渇)」と去られた方もしばしば。
指導力不足だとは重々承知です。すいません。
でもあの高価な色鉛筆の行方が不憫に思えます。

私は、いつも受講生の皆さんにお伝えしていることがあります。

『塗り絵の世界で終わらないで。描くことの楽しさをじっくり待って。』

描くもの「モチーフ」には、塗り絵で描き起こしたような「輪郭線」は存在しないです。
「背景色」のような色や空間は普通、ありません。見えていません。
それをどう描くのか‥。

輪郭線は淡く極端になくてもいい。時にははみ出してもいいし、
さらに見えない背景を自分の心の中の色を表現したり、「空くう」を作ったり。
にじみという偶然のなかの表情を楽しんで欲しい。

『塗り絵の世界ではなく「アーティストとしての表現」を育てているんですよ』

だから苦しい、難しい、楽じゃない。終わりがない。
思ったような講座じゃない。
よく言われます。
経験が長くなればなるほど難しい。
だって、大人の階段上っているんだもの。当然です。

でも、それに耐えて、楽しさを見つけてくださった表現者の方が
こんなに大勢、わたしの目の前に現れています。
アーティストは、常に壁にぶちあたっています。
そんなものと思ってください。
はじめられた方が、月2枚だけの作品であってもこの前までは0枚。
1年間で24作品ができます。その枚数ならちょっとした個展もできますよ。
描くことだけを目的ではなく、さらに、仲間と出会いおしゃべりされることも見つけだされた皆様方。
みなさま。充分、脳は、活性化されています。

ほんとすばらしい。。

おっと。ほって置かれないように、こっちもがんばります。

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素晴らしい!今年初の作品(手書きの年賀はがき)を拝見しています。
いつもの絵よりもうーんと伸びやかで、個性的です。

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