毎日新聞大阪社会事業団へ

先日、毎日文化センター教室の帰り際に
チャリティバザーの収益金をお渡ししてきました。
「毎日新聞大阪社会事業団」は、毎日新聞大阪本社の16階にあります。
この度の3月11日の震災をうけて救済金を集めておられます。
http://www.mainichi.co.jp/osaka_shakaijigyo/

皆様の善意で集まったのは、
74、430円でした。
バザーと体験会でたくさん集まりました。

今後も私ができる範囲の中で継続的に
この救援活動を考えておりますので、ご協力お願いします。

プチvoilaの表紙 

子どもの絵私と子どもたちの絵の創作活動は、とても思い入れがあります。
はじめは、同じ病気で子どもを亡くされた親御さんに描き渡していました。

この病気の子どもたちのいのちの長さは、余命宣告をもって生まれてきます。
医者から言われた言葉は、
「出産のリスクに耐えることができるか、それとも持って2~3年です。」
絶望と不安の中で出産を迎えます。
「きっとお空でパパやママのことを見てくれているよ。」
子どもたちもお空を駆け回って、人をつないでいるのだと思います。

そんな想いで今回は、子どもたちをたくさん描きました。

ほほえみ

この「ほほえみ」は友人の方が購入くださいました。
淡路島のチューリップの館に旅立つそうです。
解像度をあげていますので、画像はプリントアウトできると思います。
みなさんもお楽しみください。

届きました

今週末にエビスで開催される「水彩色えんぴつ作品展と体験教室」
作品展の絵の準備も整いつつあります。
作品展示は、大きな絵を20号サイズ4点。
作品は、F2などの小さな作品(教室のモチーフ)は、7点。
それに加えてエビス教室の生徒さん方の作品を同時に展示させていただきます。

また、今回の目的は、復興支援のためのバザーも兼ねています。


関係者の方にお声かけをさせていただきましたら、
多くの出品が届いています。
ほんの一部をご紹介。
水彩絵の具セット、パステルセット、色えんぴつ(油彩)セット
水彩スケッチブック各種
水彩色えんぴつ単色
ペンタイプ消しゴム
絵はがき(おかもと&いげ)
平筆(羊毛5号、ナイロン筆)
絵はがきスタンド

手作り石けん、アクセサリーなど
押し花の先生制作品

多くの方の善意をいただきました。
改めてお礼申し上げます。

今回、私の方が特に思い抱いているのが
ポストカードサイズの子どもたちの姿です。

何百、何千、何万とあの日に奪われていきました。
小さな子どもたちも一緒に。
どんな思いで、どんなにつらかったのことだろうか。
怖かったよね。
苦しかったよね。

あまりにも突然で
目の前に起きたことが理解できないと思います。

お空に旅立った子どもたちの
残された家族への思い。
今でもいっしょ。
残った家族の子どもたちへの思い。
ずっと変わらない。いっしょ。

私も自分の子どもを含め、本当に多くの子どもたちを見送りました。
我が子と重なり追体験に苦しみます。
しかし、私だからできることだってあるはずだと
信じて伺います。
どんなに時が過ぎても
家族のお空の子どもへの気持ちはかわりません。

そんなことから始めた、子どもたちのイラスト。
お空の子どもたちの絵を
パパやママにお渡ししていました。

今は、絵の仕事やボランティアで挿絵をさせて頂いています。
子どもを描くとき、輝くいのちを感じます。
ありがとう。
この子どもたちもまた、私に色々教えてくれるでしょう。

今度もきっとお役にたってくれると思います。

心 動かされて…

堺で石油運搬をしている義兄。
石油運搬とは、基地からタンクローリーで
担当エリアのガソリンスタンドに石油を運ぶ仕事です。
いつも早朝3、4時には起きて、殆ど休暇もなく、よく働くアニキ。

口は悪いけど、大きな懐で頼もしく、男気があります。
そんなアニキが、先日から有志で東北に入っています。
会社へ率先して東北入りを決断し申し入れをしたそうです。

「俺が、やらなアカンやろ~」
冗談混じりで電話の向こうから
高揚した気持ちのアニキの声。
私達は、出発の前日に、初めて知らされました。
もちろん残された家族もとても心配です。
きっと家族も止めたい気持ちもあったでしょう。

ただでさえ危険物を背中に背負って走るし、現地はどうなのか?
行ってみないとわからないということでした。
しかし、アニキは、心を動かされました。
主人に伝えたそうです。
「後は、頼んだ。」

そして昨日、秋田から主人へ連絡が入りました。

他県から海上輸送で運ばれた石油は、秋田の港に下ろされるそうです。
秋田を拠点として
そこからタンクローリーで、被災地へと運ぶそうです。
そこでは、体験したことがない状況が待っています。

「想像以上にエグイ…」
アニキが運転するタンクローリーの後を乗用車が追跡するそうです。
ローリーを見つけるととどこの給油所で荷降ろしを
するのかを見るために、つけてくる車の数。

そのガソリンスタンドでは長蛇の列の中には、
車と混じって人の姿もあるそうです。
空の灯油缶を抱え、薄着姿でずっと待っている子どもの姿。

映像では、伝わらないナマの
被災者の姿が目に入ってくる…手つかずの被災地。
こんな小さい子まで、苦しんでいる…。
見えない放射能汚染。
日々、地面は揺れやまず、背中に背負った危険物は
移動中の緊迫感はたまらない。

折れそうな心を必死で
それでも前に向けて「今できること」を
日々働いてくれています。

兄ちゃん頑張ってくれてありがとう。
また現地の話を教えてもらおうと思います。

希望の春へ。

EBISU4周年祭 作品展と体験教室

お知らせがあります。
わたしなりの「今、できること」を考えました。
チャリティイベントを急遽決定いたしました。

4月22日(金)~23日(土)の3日間。
宝塚市中山寺のエビス ガーデン&ハウスにおいて
4周年の周年祭が行われます。

私は、期間中は「ミニ作品展」をいたします。

そして、チャリティイベントとして、
23日(土)10時からは、体験会を行います。
体験費500円で絵葉書を描いたり
水彩色えんぴつや水彩の体験会を行います。
どなたでもご参加できます。
未就園児さんからでもどうぞ。

また、ちょっとした、バザーも考えています。
新品の画材道具(筆・消しゴム)などをおわけしようかと思います。
また、過去作品の絵ハガキも出品いたします。

今回の体験会やバザーの収益は、東北関東大震災の義援金として
全額寄付しようと思います。

お時間ございましたらお立ち寄りください。


この企画…。
前回のエビス教室でのレッスン時に東北関東大震災がおこりました。
それから現実を目の当たりに映像でみて、
これは夢であって欲しいと願いました。
しかし、それは悪夢のような現実でした。
しばらく、考えていました。
私に何ができるのだろうか…。

 

この企画の意図は、私一人では何もできません。
みなさまのあたたかなお気持ちあってのことです。
お時間を頂戴してちょっこと お立ち寄りくださいませ。
 

 

私とゆっくりお話したい方もお越しください!(笑)

期間中は、エビスさんからの可愛いフラワーポットのプレゼントもありますよ。

東北地方太平洋沖地震

被害にあわれた皆様 お見舞い申し上げます。
また、犠牲になられた方、ご家族のみなさま、謹んでお悔やみ申し上げます。
一刻も早くの被害者の方の救出および、関係者の皆様方の
一日も早く元の生活が戻れるようにお祈り申し上げます。

私は父の転勤で幼き頃、仙台で暮らしていました。
海と山に囲まれた田舎のその場所は、
春は、たくさんのつくしに蛙。
夏は、七夕や松島への海水浴。
秋は、トンボを追いかけ、河原でいも煮会。
冬は、庭でかまくらや雪だるま作り。
一歩外に出れば、豊かな自然が手にとって楽しめました。

そして、数年前に「天使のつばさ」で知り合った
陸前高田市の愛花ちゃんのご家族。
パパさんは、熱心に何度も、夜中に電話をかけてきて
娘さんのことを熱く語ってくださいました。
東京でお会いしたこともありました。
その時の光景を思うと
胸を痛めます。
たくさんの親御さん、お子さん、ご家族のみなさま。
どうぞ、御無事でありますように。

あの阪神淡路の震災の時、何が嬉しかったのか。
そして何が辛かったのか…。
嬉しさは、暖かな明かりや水、電気。そして支えあう人たち。
悲しかったのが、被災にあわなかった街の様子。
阪神間と大阪の街は、違っていましたよね。
歩いて阪急の線路を通勤していましたが、大阪に出るとみんな普通なのでした。

今、我々にできることは、祈りを運ばせて頂く事と
私達は、今の暮らしをきちんと送ることが
できる事ではないでしょうか。
そして、その営みで頂くことができたお金で
わずかながらのサポートぐらいしか思いつきません。

いのち。
生かされている このいのち。
感謝とともに精いっぱい生きていこう。

Puti Voila 冬号発刊しました


「冬のイメージがいい!」
編集部からの依頼です。
それじゃあ、雪を降らせましょうか…!
と普段の作画と同じ技法です。
子どもを描くのは、楽しいじっと見ているのも楽しいです。
Puti Voila(プティ ヴォイラ)は、
宝塚市内の商業施設などでお手にすることができます。
2011年の今年から年4回の発刊になりますので、
季節ごとで子どもたちに会えますね。

先週は、子どもたちから風邪が始まり、
週末は、親の私達がダウン気味。
やっぱりいただいちゃいました。
昨日一日ゆっくりしました。
風邪は、寝るのが一番ですね^^さて、今日もがんばろーーっと。

2011!JAMPします!!

新しい年の幕開けとなりました。
本年もどうぞよろしくお願いします。
外は、雪が降り積もってきました。
このまま朝になればどうなるのかと思います。
明日の予定は、決まっていないので
今年はのんびりとしたお正月を迎えています。

昨年は、色んな事がありました。
辛いことも耐えるべきことも
自分の親たちを介護しながらの生活は
育児や仕事を持っている私は、悲鳴をあげていました。
そして心の余裕さえなくなり、自分の限界も知りました。
私が頑張らないと!っていう思い込みはいけません。
家族だけでなく専門介護スタッフにお願いしてみました。
そのことによって多くの方に支えてもらいました。

新しき出会いもありました。
癒しの世界の扉をひとつ、二つ三つ…と開けました。
砂漠状態のココロは、すーーと入っていくものです。

この地球の水を大切に守ろうとも思えました。
ひとつは、手作り石けんです。
アロマやハーブとの出会いで元気を取り戻せました。
もうひとつは、シーカヤックに乗って家族で海に出てみました。
波の力で自分らがふわり、プカリと浮いているのは
本当に心地よかったです。

いずれも地球のパワーをしっかりいただきました。
きれいな水を残す努力も必要だと思い実践しています。

三つめは、…秘密です。
絵にパワーをもたらすかどうか??
しっかり内面を磨いていこうと思っています。

今年は、Jampの年にしようと思います。
昨年は、体力気力を貯金をしていたのでそれを引き出して
絵の世界や新しい出会いに変えていこうかと思っています。

皆様にとって素晴らしい1年になりますように!

コスモスの笑顔。今を…

たくさんのお出会いがあります。
その中で、今まで話せなかった、そして触れることができなかった
話をひとつ…。

水彩色鉛筆教室と出会って、11年目。
家の仕事部屋には、たくさんの画材とともに暮らしています。
もちろん、仕事上には必要不可欠の水彩色鉛筆や
それ以上にはストックもたくさんあります。

その中で、仕事部屋の高い場所に置いてあり
ずーっと手をつけていない
使いさしの水彩色鉛筆一式。
この水彩色鉛筆は家にきてもう、何年も経ちます。
収納ではなく、見守られていたいという思いから
いつも同じ場所においてあったこの水彩色鉛筆。

教室の生徒さんだった彼女は、いつも周りを和やかにしてくださいました。
今から10年前、新規開講と同時に入会。
たまたま、体験教室を通りがかりにご覧になられて
一緒にいたご主人が入会を勧めてくださっていました。
教室でも「先生。私へたくそだけど、みんなとおしゃべりするのが楽しいの!」
嫌味もなく、にこやかに、そしていつも周りへとお世話好きだけど
出しゃばらない。年下の私からみても可愛らしい方…。
ちょうどコスモスの花のような方と思っていました。

しかし、彼女は、しばらくして不治の病に倒れてしましまいました。
幾日も回復を願い、たまに、お手紙を交換したりしていました。
でもみんなの願いは届きませんでした。

私がその訃報を知ったのは、少し後だっと思います。
お空に旅立たれた後、ご主人は、直接教室にお見えになってくださいました。
以前、お会いして2度目。
あの時にこやかだった笑顔は、愛妻を亡くし憔悴した姿でした。
互いに、何度も何度も流れる涙をぬぐいながら
亡き愛妻のことを語ってくださいました。
そして、託された彼女の水彩色鉛筆。
仲良しだったお仲間にお渡しできればと持ってきて下さったのですが
お友達の皆さんは、私へと託してくださいました。
私で、いいのでしょうか…。

今までその水彩色鉛筆は触ると、「壊れてしまいそう…。」そんな想いがよぎります。
壊れるという表現は相応しくないのでしょうが、
どうしてもそれを使って絵を描くことができませんでした。
大切なたいせつな、いのちの色鉛筆。
彼女に対しても申し訳ないような
そんな気持ちでずっと、触ることもできません。
菓子の紙袋に入った頂いたままの状態でした。

それが、今、この色鉛筆がやっと持てるような気がしてきました。
今までは、私自身触れることもできずにただ、ずっとそばにいてくれたような存在。

病気を告知され、悲しみと苦痛を乗り越えて頑張って生きようとした彼女の想いを
私が絵にして形にして残して行くお手伝いができればと
考えてみました。

今なら描けるかな、キョウコさん。
至らないけど、私も頑張ってみますね。
周りにコスモスが咲いているからちょっと告げられたのでしょうか…。

支えてくれています…

一方、お留守番の子どもたち。
子ども2人だけで、朝と夕方残してきました。
するとミナミから電話。
「カナちゃんが40度のお熱があって、、どうしたらいい?」
機嫌はそんなに悪くないようなので、とりあえず、水分補給をお願いして
その2時間後、帰宅しました。
抱っこをしてもかなり熱が出ているし、食欲もない様子。
しかしながら、大好きなイチゴは半パック分は、食べていたので、
まあまあ今晩は救急に担ぎ込まなくても大丈夫だろう~と思っていたんですが。。。
その後、カナミは、さらに高熱が出だし、震えて、震えて、止まらないみたいでした。
私が、ケイレン発作かと動揺していたらすかさずミナミが
「大丈夫、大丈夫やって。」
諭してくれます。
ケイレン発作は、長男がよくしていた症状でした。
いつも目の前でみていたんだけどあの時の息子の姿と重なって
昨夜はどうしても不安でした。
私はここ最近、認知症の父親は介護度4で、心身ともに落ち込んで疲れ果てていました。
その姿を娘の前でもさらけ出してからすこし家族が変わりました。
以前は、子どもたちには、私が落ち込んだ姿を見せたくない。と思っていました。
無理したのでしょうか。
それでいいと思っていましたが、どこかにたまってきたものがありました。

しかし、先日、私が心が折れた瞬間に立ち会ってしまった娘は、
彼女は彼女なりに考えを導いてきました。
「私は、まだ、色んな経験はしてないから、あんまり深くは考えられないの。
子どもも産んでないし、その子どもを亡くしてないし。じいのことだって、世話していないから
そんなに大変じゃないのよ。」
そういって、グズグズ言ってるカナミの背中をトントンしてくれています。

気持が揺らぐ私に、手を添えてくれています。
11歳になったばかりです。
産まれたときから色んないのちのカタチを見てきた彼女です。

「これって、反対やね」って私がいうと
「ママの子だからね」って笑ってくれました。

家族って。
今、私は、大切な家族を守り、その一方で心を乱されるときもあります。
しかし、大地にしっかりと根を生やした木は、
その先端は時に風で大きく揺らぎながらでも倒れません。

いつも先輩から言われます。
苦しいとき、心が折れそうになった時に思い出しなさいと言われています。
『「止まない雨はない。」
刹那的に降る雨もやがて雲はちぎれ流れ流れで散ってきます。今は、耐え忍びなさい。
止まない雨はない。』

カナは、今朝熱が少し下がりました。
ほっと一安心。
今日は、大切な方とパパの誕生日です。
感謝をもってありがとうございます。

色の一日 個展 と11月2日

本日は、nailスペース「Flower」ネイリストKimmyと
フラワーアレンジメント教室です。
ネイルは、私がいつもお願いして爪を整えていただいている方。
「Flower]という屋号は、偶然に一致してました。
 IMG_0398 Kimmy&KunKun aco
彼女は、ヘアーデザイナーが専門ですが、ネイルの世界のトビラを
開けました。
ご承知の通り、センスは、抜群です。
主婦のために、いつまでも続ける事ができるように
提案していただいています。
ご興味がある方、ぜひ、お声かけください。

個展中、娘の誕生日を迎えました。
一昨年は、誕生。そして去年は、形成手術をして、退院日。
今年は、こんなバタバタした中ですが、ネーネーの協力で
ママとの誕生日を合同で祝ってもらいました。
ディナーは、ママの大好きなたこ焼きパーティです。
カナミは、この日が初めての保育園デビューです。
チョッとだけ泣いた様子だったということですが、
もう、楽しくてしょうがなかったようです。

ネーネーは、大奮闘してたそうです。
学校から帰ってきて、ケーキを買いに走ったり、
プレゼントを買ったり、ディナーに備えて、
下ごしらえをしたりと
「ママは、何もしなくていいよ」
なんて、嬉しいじゃないですか!

プレゼントは、ネーネーのお小遣いからだして大好きな絵の
スケッチブックを買ってもらっていたようです。
かわいいメッセージと小さなリボンがつけてありました。
IMG_0421
おめでとう。2歳^^
ありがとう。ミナミ。