2月水彩色鉛筆教室「夜と朝のあいだ」

グラデーションを背景に。梢を描く。

これ好き!っと描きながらドキドキとした作品となりました。

背景は、グリーン、ブルー、ダークインディゴの3色のグラデーションです。
舞台照明のホリゾントのようにドラマチックな色になりました。

その後は、枝を描きました。

point
背景はアトマイザー&パウダーを撒きます。その後、筆で溶かします。
この方が、しっかりと濃くすることができますよ。

枝がいい感じになりました。

濃い枝の上に、淡い色を乗せることができる。
これが、水彩色鉛筆の得意技です。


(使用した色)
264,110,157,199,101
紙やすり,アトマイザー

ファーバーカステル アルブレヒトデューラー水彩色鉛筆 色番号表記


30色セット(ロールペンシルセット)をご購入した方は追加で色を揃えてみませんか?
今回は、白(101)を使いますので、お持ちでなければ、ご注文いただくか画材店でご購入下さい。

2月水彩色鉛筆 風景画コース「兼六園」

墨絵の世界へ

雪のシーンが続いています。
底冷えの日々が続いていますが、
このキンっと冷え切った空気感をぜひ描いてください。

今回は、無彩色で世界観を表現してみます。
場所は、金沢兼六園の一角です。
池にも雪が降り積もっているシーンです。

point
マスキングをします。
木の枝に積もった雪。
池のほとりの雪。
木々の周りは、塩を使い空気感を表現しています。

(使用した色)
275,172,199,157
マスキングインク、塩

色鉛筆アートマーケット開催します

2月7日㈫から19日㈰までgallery DAZZLE ギャラリーダズル(外苑前)にて
20名の色鉛筆作家が描く、「部屋に飾れるインチサイズ限定の世界」
をお届けします。

色鉛筆をメイン画材とした作品は、展示販売です。

色鉛筆画が最近にわかにブームになっています。
長きにこの仕事に携わってから「色鉛筆の世界が今ブーム」と言われる時期が、
もう2度3度ほどやって来た記憶があります。

少し前は、曼荼羅や大人の塗り絵がブームになっていました。
最近ではメディアで話題となっているのは、精密描写を含めた
それぞれの世界感があり、
これは、色鉛筆で描いたものかとため息がでるような作品ばかりです。

私は水彩色鉛筆を軸にして描いています。
水彩色鉛筆で表現できる様々な描き方のひとつである
近年発表している流れるような花「流」シリーズでバラを展示します。

作家さんの中でもトップクラスの方々とご一緒に参加させて頂けて光栄です。

私は、2月11日(土)12日(日)に在廊予定です。
ぜひご来場ください。
そして、お気に入りの子を見つけてください。

- 作家名 -
いげさとこ / おかもとゆみ / 狩野絵理 / わだむつみ / 忽那真太郎 / 小泉あずさ /
斎藤昌子 / 志村美帆 / 白沢えみこ / 曽我美香 / 田實千絵 / 藤森有規子 / 前田ゆり /
正稔 / 三上詩絵 / 美帆子 / 村松薫 / Momoji / 淕月 / オガワヒロシ

日 時  2023年2月7日(火)~2月19日(日)12:00~19:00(最終日 〜17:00)
     ※休廊日 月曜日

場 所  gallery DAZZLE ギャラリーダズル(外苑前)
     〒107-0061東京都港区北青山2-12-20-101   電話 03-3746-4670

協 賛 北星鉛筆株式会社、ファーバーカステル

1月水彩色鉛筆 風景画コース「冬湖畔」

煌めきの水面と雪を纏った木立

木々には、雪が纏いつき、その奥の水辺は、きらめきが見える冬の湖畔です。
マスキングインクで木々を描きました。

point
水辺にも先にスパッタリングできらめきを作っておきます。
木々の部分にもマスキングインクで枝を描きます。

水辺はグラデーションをします。乾きかけの時に、
降る雪の表現としてスプレーをしました。

水面のきらめきは、消しゴムを使います。

(使用した色)
157,120,247,199
マスキングインク


ファーバーカステル アルブレヒトデューラー水彩色鉛筆 色番号表記

1月水彩色鉛筆教室「マグノリア」

春先の花。マグノリア(もくれん)

まだ、今の時期はしっかりと硬いつぼみですが、やがて春一番に咲く「もくれん」。
大きな花びらを2色の水彩色鉛筆で着色して、溶かしていきます。

point
背景を先に描きます。
使用した色は、172,120,191,136です。
172は、パウダーにして撒き落としています。

(使用した色)
172,120,191,136,132,125,133192,170,168,175,274
紙やすり

ファーバーカステル アルブレヒトデューラー水彩色鉛筆 色番号表記

1月水彩色鉛筆 風景画コース「五箇山の冬」

雪の陰影と茅葺き

雪が積もった五箇山の風景です。
かなり雪深いシーンです。
毎落ちる雪も描いています。

丁寧に仕上げていきましょう。

point
奥の山を描く時は、空がやや乾きかけの時。
その後すぐにスプレーをすることで、雪が描けます。
空の色は、154番を使っていますが、他の空色でOKです。

(使用した色)
154,(145or120)175,157,199,176,172,187,177
紙やすり
油性の黒鉛筆(描き込みの時に便利です)


ファーバーカステル アルブレヒトデューラー水彩色鉛筆 色番号表記

12/16(金)朝日カルチャーオンライン講座

雪の中の教会を描く

お申し込みは、明日15日(木)まで。

オンライン講座は、12月16日㈮11時からです。
今回は、雪の中の教会を描きます。
この空は、塩で描いています。
マスキングの扱い方もお話しします。

★普段、水彩色鉛筆を使ったことがない方
★水彩画をされている方
★マスキングが上手くできるようになりたい方

など、お悩みがある方。ぜひ、ご参加ください。
その時にタイムリーに講座に参加できなくても
配信後、1週間は、繰り返しご覧頂けます。

お申し込みはこちらから↓
朝日カルチャーオンライン講座

12月水彩色鉛筆教室「雪の道」

雪シーズン到来!スプレーの出番です

雪を描く時の小道具スプレーです。
今回は、木立と雪を描きます。

先に背景をグラデーションします。
タイミングを見ながら空と奥の木立を先にグラデーション。
まだ濡れている間に濃いブルー(247)を入れます。
その後、スプレーをかけて雪が降ったような表情にします。

point
雪のスプレーを成功させるためには、
タイミングです。
やや乾きかけの時にスプレーをかけます。

(使用した色)
140,156,247,157,175
霧吹き

ファーバーカステル アルブレヒトデューラー水彩色鉛筆 色番号表記

12月水彩色鉛筆 風景画コース「ドナウ川」

混色で描くグラデーション

空と水辺の色は、混色です。

140番と168番の混色を使います。
そうすることで、色の粒子のざらついたような風合い(粒状化)がよく目立ち、
面白いニュアンスが加わります。

奥の木々は、パウダーを撒き落として、綿棒で擦ります。
そうすることで、ぼわっと遠近感が出来上がります。

最後は手前の木々を描きます。

point
混色をするときは、
紙面の上で筆を使って混ぜ合わせします。
先に水を引き、140番から全体を着色。
その後、下から168番を塗り重ねていきます。
色を重ねた後は、紙面を傾けてグラデーションをします。

(使用した色)
140,138,175,199,172,274,283(177)
紙やすり、綿棒

ファーバーカステル アルブレヒトデューラー水彩色鉛筆 色番号表記

12月水彩色鉛筆教室「クジラ」

クジラの質感を描く

クジラを描きます。
肌の質感を水彩色鉛筆で表現します。
はじめに水を溜めて、その上にパウダーを撒き落とす、独特な描き方です。
この使い方は、水彩色鉛筆ならでは唯一できるテクニックです。

point
背景を描きます。水を引き、スパッタリングをします。
その後、クジラを描きます。
水を溜め置いて、パウダーを撒き落とします。

(使用した色)
156,136,247,157,199,120,101,251,132
紙やすり、霧吹き

ファーバーカステル アルブレヒトデューラー水彩色鉛筆 色番号表記