アサガオです。
夏らしく爽やかに描きましょう。
今回は、マスキングインクで白の斑入りの部分をあらかじめ塗っておきます。
斑入りは、全部マスキングするのではなく、半分くらいの量で止めます。
花を彩色してからあとで、筆で色を抜きます。
その時に、水筆は、いかがでしょうか。
通常は、教室では、使うのを止めていましたが、
使う場所を考えれば、便利なものです。
お持ちの方は、試してください。
細い、枝やつるを描くときはgood job!
白抜きも中々いけますね。
花びらの色と白の境界線がはっきりした場所は、マスキングインク使用。
ぼんやりと滲んだ感じの白は、水筆&ティッシュペーパー。
使い分けましょう。
(whiteワトソンに適用。waterフォードには不向き)
ところで今、筆は、何本持っていますか?
基本スターターセットは、丸筆と平筆と隈取筆。
最近では、平筆なら5号だけでなく、7号も加えて揃えてもらっています。
リスの毛も面白いタッチができます。
筆は、適材適所。
その筆の個性と向き合って、使う場所(描きたいもの)に合せてチョイスすれば
最適な質感のタッチが得られると思います。
でも、コリンスキーは、使うといい筆だってわかります。
スターターセットの筆は、リーズナブルにしていますが、
慣れてきたら万能筆をおすすめしています。
(熊野筆 大サイズ5,500円)
フランスの筆でもラファエルは、高級で有名ですが、
イザベイ12号だと2万超なんてあります。
何も高価な筆だけで描くのではなく、
あるときは、100円ナイロン筆に始まり、
摩耗した、書道の小筆や海綿などといった王道の小道具や
エアーパッキン、割り箸、小枝、ストロー、歯ブラシ…
あ、そういえば、
「筆が難しい~」って言われたので、
「ならば、筆、やめちゃおう!」って、指先で描きましたね!
そんな時が、一番楽しかったりして…
こんな色んなモノで描いてきましたよね。
質感や素材感を表現するためには、
色々な小道具を揃えてみるのも上達への道です。
またまた、道具が多くなりそうですが、
水筆(600円程)やリスの毛(2,000円程)は、コリンスキーなど上等の筆ではなく
それに比べるとお安いものだと思ってください。
平筆も1本だけしかお持ちでない方は、
2本(5号と7号)をおすすめしています。
筆も色々ありますが、
要は、腕でしょ!っていわれますが。。。
紙の良し悪しも大切ですが、筆も大切なんですよーってお話でした。