神戸個展が終了しました

ギャラリー北野坂にての個展が10月31日に終了しました。
たくさんの方がお越しくださいまして感謝申し上げます。


今回の個展では、バラの作品を中心に展示をしました。
また、一方では、透明水彩画の風景画作品も展示しました。

どの作品も1年かけて作り上げた大切な私の分身です。
気持ちが晴れた時の絵やそうでなく曇っている時に描いたものもあるでしょう。
でも、どれもその根底は、描くことに携わり
それを創り上げていく幸せが溢れていると思っています。

今回の個展開催の準備時期は、母の介護や看取りの時期と重なり、
今だ嘗てない気持ちの動揺がありました。
介護中であっても制作していかなければいけません。

ところがいったん筆を手にすると、澄んだ空気に包まれて
不安な気持ちを封じ、改めて絵と向き合うことができました。
その時期の作品が、今回のテーマの作品である
「あなたがいる場所」というタイトルの絵となります。

私がいる場所は、今生かされているこの場所。
辛さも悲しみも歓びもすべてを包み
今あるがままの姿にすべての方に感謝を重ねていきたいと思います。

ご高覧ありがとうございました。



11月水彩色鉛筆教室 風景画コース「秋の上高地」

カラマツや木々をパウダーで描く

どこを切り取っても絵になる上高地の秋のシーンです。
背景の木立は、パウダーで描きます。

point
紙やすりを使用して芯先をパウダーにして撒き落とします。
木立の種類を描き分けるためには、色を違えます。
カラマツはオーカーで描きます。

(使用した色)
278,157,111,168,107,180,184,187,274,175,156,151
紙やすり

ファーバーカステル アルブレヒトデューラー水彩色鉛筆 色番号表記

☆この課題は10月後半の課題でしたが、
10月後半が臨時休講をしたため11月に振り替えさせて頂きます。


私事で失礼いたします。
2023年10月18日闘病をしていた母を看取ることができました。
家族が見守る中、私の腕の中で、旅立つことができました。

在宅での介護だった11週間は全く始めてのことばかりで
不安ばかりの日々でしたが、訪問看護チーム、医療チーム、ヘルパーさんと
そして家族でone teamとなり、母の介護を充実させていきました。

また、主人は、仕事を在宅に切り替えて、私のサポートを全面にしてくれました。
母の介助を主人がすべて担ってくれました。
そのおかげで、私はメンタルも保ちながら一緒に介護ができました。
一部の絵画教室は続投することもできました。

母も毎日、感謝、感謝と何度も家族を労ってくれました。
仕事ばかりの生活だった私は、
昔のようにひとりのムスメにもどり
濃厚な母娘の時間をもう一度、最期に頂くことができました。

みなさまにご心配をおかけ頂きありがとうございます。

まだまだ、心の整理もつかないままで、個展に突入していますので
再開までもう少しお時間を頂くお教室もありますが、
今しばらくお待ちください。

本当にありがとうございました。

個展のお知らせ~Gallery北野坂

今年も個展をさせて頂く機会を頂戴しました。
作品点数は、約40点

また、今年もウクライナの支援のためにコーナーを作っています。
ウクライナの風景やココロをご覧下さい。

実際にウクライナからの方々と出逢って、お話を伺いました。
ウクライナから避難されて大阪で生活している彼女たちから話を伺いました。

同じ女性として、母として、家族を持つ身として
これ以上ない深い悲しみがあります。
でも、その場にいて感じたことは、一すじの希望でした。

これからの未来は、戦争は終わるということでした。

集まった募金は、ウクライナ大使館へお渡しします。

(↑昨年のウクライナコーナー)


あふれるバラたちと風薫る景色と一緒に
お待ちしています。

ぜひ、ご覧ください。
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神戸市中央区山本通1-7-17
GALLERY北野坂
078-222-5517
10/26木曜~31火曜
11時~18時
最終日15時まで

10月29日(日)
ワークショップ開催します。

水彩色鉛筆・透明水彩画WEB合同作品展

本日より水彩色鉛筆・透明水彩画WEB合同作品展を公開します。
この6月から準備を重ねてきてやっと本日公開ができます。

日頃の受講生さんの熱心な取り組みや
私たちの想いが少しでもお伝えできればと思っています。
ぜひご覧ください。


10月スタート!おしらせします。

イベント盛りだくさんの10月。
秋真っ只中です。


お知らせが何件がありますので、まとめてご案内します。
個展WEB合同作品展の詳細は後ほどいたします。

〇10月15日(日)枚方市京阪園芸ガーデナーズさんにて
ワークショップ&展示会&お庭でデモンストレーション
内容が濃い~~。一日限りでローズフェスタに合わせて開催します。
今回は、小さなお子様とごいっよに体験できますのでぜひおいでください。

お申し込みは
京阪園芸ガーデナーズHP

〇10月26日(木)~31日㈫
ギャラリー北野坂にて個展を開催します。
ワークショップも開催しますので、
ぜひご興味ある方はおいでください。
詳細は後ほどお知らせします。


〇10月10日㈫~
いよいよ「水彩色鉛筆・透明水彩画WEB合同作品展」がスタートします。
時間は午前10時配信予定です。
ちょこっと紹介動画も作りましたのでのちほどご覧ください。
配信のアドレスは10月10日10時~こちらのブログでお伝えします。


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とにかく目の回る日々でした。

私のことを少しお伝えさせてください。
私の仕事をいつも応援してくれていた母が病に倒れ、
ここ8月から介護生活をスタートしています。
全介助なので手が必要です。
特に長女である私をリクエストしてくれる。
これは、ありがたいです。
でも複雑な気持ちも正直ありました。

仕事と介護が両立できるのか…。
年中走っている私にそのような時間はあるのか?
考える余裕すらなく、ただいま、2か月目を走っています。
日々、状況が変わるので、都度色々なことを決断して行っています。

一部の教室ではお休みを頂き、皆様にご協力を頂戴しています。
ありがとうございます。

私は母のために何ができるのかをこの2か月向き合い考えています。
母の介護を主人が担ってくれ、心が軽くなっています。
家族がひとつの方向を向いて母に寄り添うことができています。

この先、いつどうなるか
神様しかわからないということなのでおまかせしています。

みなさまに教室でお会いできる日は、もうすこしかかりそうです。

私の身体をお気遣い頂いているみなさま。
私は元気にしています。
もしよろしければこの10月のこのイベントの時に
お顔を拝見しながら先輩方からのアドバイスをすこし頂ければと存じます。
お話を伺うときっと私のパワーが復活いたします。

ご来場お待ちしています。

ウクライナへの想い

大阪昭和町にある「レストラン ウクライナ.ジャパン」へ行ってきました。

これは、ひとつのご縁でつながりました。

昨年の秋、私の個展で「ウクライナ応援コーナー」を作り
多くの方にご賛同いただき、募金と絵の売り上げの一部を
その後、ウクライナ大使館へ送らせて頂きました。
今回はその続きの話で、ウクライナを支援されている方との交流がはじまりました。

あの個展のとき、飾っていた絵です。
「明日の朝に祈りて」

悲しみの中、夜の闇に包まれながら早く、この時を過ぎるのを待つ。
どんなに辛くても悲しみにくれていても
必ず朝はやってきます。
希望の朝を向かえて。
多くの御霊が白鳩に変わり、天に昇って行く姿を描きました。

私も大切なこどもを亡くした経験があります。
その子はお腹の中にいた時からいのちにかかわる
病気だとわかっていました。

拭いきれない悲しみと恐怖に夜の闇は
私から安らぎや希望をすべて吸い取ってしまいました。
その悲しみは言葉では現わせない。

だからこそ絵にしたく伝えたかった。

明日はきっといいことある。
明けない夜はない。

希望の光が降り注ぎ、青空がやさしく包んでくれます。

この絵を通して、みなさんに伝えたく思いました。
絵は、店内に置かせて頂いています。
お食事とともにご覧になってください。

そしてお店のお料理は、ウクライナの家庭料理です。
はじめて頂いたけど、とても美味しく、そして美しいです。
避難されてきた女性の方たちが作っています。
お店の中もウクライナのお家のように温かみがあるディスプレイです。
みなさんの意見で決められたそうです。

ぜひ、おでかけください。
これからもこのウクライナのお店と交流が続きます。
オーナーさんともたくさんお話を伺えました。

レストラン ウクライナ.ジャパン
https://restaurant-ukraine.jp/
〒545-0021 大阪府大阪市阿倍野区阪南町1丁目51−6
梅田から行くなら地下鉄御堂筋線の天王寺駅からひとつ先の昭和町駅です。
昭和町から徒歩2分

明けましておめでとうございます

2023年になりました。
年末年始どのようにお過ごしでしょうか。
私事を書いてみようと思います。

年末は、次女の中学最後の吹奏楽コンクールでした。

今夏の全国吹奏楽コンクールは波乱に満ち溢れ、
関西大会では金賞頂いたのですが、
惜しくも全国大会には行けませんでした。
連続出場を途絶えさせてしまった責任感が重く圧し掛かりました。
他校の半数以下での部員数では、壁が高かったのでしょうか。
それでも立派な演奏だと思っています。

そして12月。卒業コンサートも終えた、
昨年の12月25日MBSこども音楽コンクールにおいて、
最優秀賞を頂き、西日本代表校となり有終の美を飾ることができました。
顧問の先生も「ありがとう。夢を叶えてくれて」と涙涙のお言葉を頂きました。
親としても3年間、子どもたちの成長を目の当たりにさせてもらいました。

あの、お腹の中にいていた子ですよ~。大きくなりました。


正月は、在宅にてゆっくりと過ごしました。
おせち料理もいつもなら煮しめ、お酢の物などすべて作っていたのですが、
定番のローストビーフ、黒豆、栗きんとんのみ用意。
今年は、はじめて3段おせちを買いました。
大阪の曽根崎にある和洋割烹店です。

それが、とっても素晴らしいおせちで、3日間、家族が余裕で楽しめます。

お重箱に詰まっていただけでなく、別の大きな袋には、オードブルが山盛り。
この倍の品数があります。

来年もこちらでお世話になろうと家族で盛り上がっています。

いろいろ用意もしていたのですが、ところが親族たちがコロナになってしまい、
こちらにも来れず、予定していたご挨拶回りができなかったので
ほとんど在宅になりました。
コロナの猛威は、とどまりません。
一日でも早く収まりますように。

バラをたくさん描いていこうと思います。


さてさて。。。
今日から仕事を開始していきます。
どのような年にしようかとワクワクしています。

今年は、展示会が多くなります。

予定では5回。7月に宝塚。10月は、神戸で個展をします。
そして、東京にて2月と6月色鉛筆作家さんのグループ展に参加します。
また、11月には、初めての東京銀座で個展をします。
開催近くなりました詳細をお届けしますね。

大きな目標を立てていますが多くの方の
お力とお導きを頂戴しながら精進して参りたいと思います。

今からお出逢いする皆様のお顔を想像しながら絵作りに励みます。

今後ともよろしくお願いします。

2023年1月2日。自宅近くに虹がかかりました。
幸先いい予感です。


ギャラリー北野坂の個展が終わりました

本日、個展が終了しました。
今年の個展は、数か月気持ちの揺らぎや焦り、落ち込みは半端なく
これでいいのか??など自問自答の時期が長くつらい日々を過ごしていました。

逃げ出したい。
でもこの仕事は捨てられない。
ここ3年ほど深海のなかで過ごしていたような気持ちでした。
コロナ禍での影響もありました。

自分が身じろぎ動けば、海底の細かい砂が舞い上がり見えなくなり、
ちょっとした先も暗闇。
そして、無音の世界。
自分に問うても答えが出ない日々。

しかし、開催直前のこの10月に、
自分の今まで表現したかった唯一無二のスタイルを
やっと確立することができました。
ある意味、画業の分岐点になるという自信と覚悟をきめた個展開催となりました。
この開催にあたっては、大きな喜びの気持ちでみなさまをお迎えすることができました。

多くの方の力をお借りして、
無事に開催終了となりました。

開催前はTOKK WEB版、会期中は、神戸新聞、朝日新聞2社に掲載頂きました。
そして、朝日新聞においては、新聞紙面だけなく朝日新聞デジタルに掲載頂き
そこからYahoo!ニュースにピックアップしていただき、それをご覧いただいたお客様で会場は、
新規のお客様で満員御礼になりました。
昨日は、そのピークで、会場開始前の10時すぎから終了の18時まで、気がつけばずっと運動会のような状況…走っていました…

ウクライナコーナー。多くの募金ありがとうございました。

お目に留まった多くの作品がお嫁にいくことになり感謝しかありません。

何よりも自分がしたかったことの表現も認めて頂き、夢のような時間を頂きました。
色々な方とお話ができ、とっても励まされました。
懐かしいお顔にもたくさん出会えました。

本当にありがとうございます。

これも準備や連日の対応を頂いたARTSIENのKEIKOさんのおかげで、
すべてがスムーズに流れていきました。
彼女は、毎日文化祭のようで楽しい!といつもにこやかに笑ってくれています。

もし、私の絵をお求め悩まれた方がいらっしゃいましたら
ARTSIENの方で、オンライン注文ができます。
こちらのサイトものぞいてください。

Yahoo!ニュースをまだご覧頂いていない方。
ぜひ、お時間ありましたら一度ご覧ください。
いままで、私のお伝えしていなかった仕事を始めた理由にもすこし、触れています。

Yahoo!ニュースのコメント欄も暖かく素敵なコメントばかりです。
嬉しく思います。

来年東京に行きます。
2月、6月は、グループ展。
そして11月は、初の東京個展に参ります。
その節はぜひ、見てやってください。
今後ともよろしくお願いします。

さて。
明日から教室です。
さらに頑張って参ります。

ありがとうございました。


絵が動き出す!

私の絵が傘とエプロンになりました。

以前より
「絵を使った製品ができないだろうか…」
「絵を飾るだけではなく、何か家で楽しめるものはできないだろうか…」
「そして、アートを身近に感じて欲しい!」
そんな気持ちで、想いを温めていました。

そこで、いつも絵画販売や個展などでお世話になっているART-Sien(アートシエン)の林本さんに相談してみようと思案していた折、ART-Sien側から作品をグッズ化てみないか…。
と言うタイムリーな提案があり、試行錯誤、東奔西走、いよいよご案内が出来る段階まで進めることが出来ました。

デザイン・監修は、私が担当し 完全オリジナルの傘と、2種類の完全オリジナルのエプロンの企画をしました。

「はんなりとバラが華やぐ傘」と 「絵を描く人のために作ったエプロン」 (絵柄2種類)

ようやく形になってきましたので、ご紹介します。
ただし、完全ご予約となります。

1「はんなりとバラが華やぐ傘」
全面にはんなりのタッチで描いた「バラ」が入っています。
華やかな印象でお顔周りも明るくなります。

傘は、持っている人のおしゃれ感や印象に左右されるもの。
まして雨の日は、気分が沈みがちになります。

だからこそ傘は、出来るだけ華やかに!と思っています。
それに傘を選ぶときはたくさん持つものではないので、
選ぶときにも慎重に選んでいます。

また、公民館やお買い物など雨の日のお出かけの際に、
傘立てからひときわ目立つ傘の赤のハンドル部分がポイント。

自分でも間違えず、さっと取り出せます。
人と被ることはありません。

「はんなりとバラが華やぐ傘」

2「絵を描く人のために作ったエプロン」
名前の通り、絵描きが作った絵描きのためのエプロンです。

イチからデザイン画を描き、エプロンの形もオリジナルデザインし、縫製作家さんに依頼し、サンプルや型紙を制作していただきました。
また生地の会社へ出向き、生地選びにもこだわり プリントの仕上がりにも相当無理をお願いしました。

なで肩に私は、エプロンのひもがズルズルと落ちてきてしまうため、
これまでエプロンを新調しても結局どれもNGでした。

「こんな形の理想的なエプロンがあれば良いのに」を、ついに形にし、不便や不快を解消することが出来ました。
より機能的にということで、腰の辺りにタオル掛けベルトも作りました。
手を洗ってもすぐに拭けて便利です。
立ったり座ったり動いても邪魔にならない長さ。
化繊なのでシワになりにくく丈夫で洗濯してもすぐに乾きます。

また、ガーデナーさんにもおすすめです。
お庭の点検に持つのは、はさみだったり、時として薬剤だったりします。
「手が足りないなあ。。」と思ったとき、タオル掛けベルトに引っ掛けておけば両手が空きます。

この数年、コロナ禍で家での食事の機会も増えました。
パッと華やぐエプロンをつけて、気分一新。キッチン仕事やお料理も気分が上がります。
おしゃれな形なので、不意な来客やゴミ出しもエプロン姿のままで素敵です。

絵描きが作った絵描きのためのエプロンは、絵描きだけでなく、色々な人にお届けできればと思っています。

「絵を描く人のために作ったエプロン」


エプロンの1種類は、ウクライナモチーフ(青と黄色の教会柄)で
売り上げの一部は、ウクライナの支援のために寄付します。

8月末頃から9月にかけて、ART-Sienから出張してもらい
各教室に見本品をお持ちしますので、実際お手にとってご覧ください。

「ウィズたからづか」」4月号発刊しました。

今月の表紙のテーマ 降りしきる…

宝塚市中山桜台のサクラ道。幼い頃に通ったサクラ道を久しぶりに歩くと頭につきそうなくらいの枝ぶりになっていた。この街の人は桜を愛し、サクラは人々の暮らしを見守り続けている。

4月号の「ウィズたからづか」は、もったいなくもインタビューページを1ページにもわたり語らせて頂いています。それも1ページ目の本来なら宝塚ジェンヌのトップスターさんのお席だったところを拝借しています。
ジェンヌのインタビューを楽しみにしていただいた方、申し訳ございません。

取材の方は、私の今の気持ちをとても上手にまとめて頂いたものです。

このような機会をもったいなくも頂戴し感謝しきりです。
この「ウィズたからづか」宝塚では、色々な場所で見れるのですが、
現在コロナ禍でお休みされている受講生の方にもご覧頂こうと
編集長に、転記のお許しをいただきました。

関係者のみなさまありがとうございます。

ウィズたからづかの設置場所は、宝塚市関連施設、銀行、病院、ホテル、掲載協賛店さまなどです。
ただいま絶賛配布中です。
どこかでお手に取ってご覧いただけると嬉しいです。