5月の水彩色えんぴつ教室 宮古島

ゴールデンウィーク突入中ですね。
後半は、いいお天気になるそうで、良かったですね。

さて、今月の水彩色えんぴつ教室は、風景画!
宮古島の青い空と、海を描きます。
何にもないのですが、とりわけ、ゆっくりと流れる時間を描いてみましょう。

1405宮古島

復習になる方もいますが、
①雲の描き方。…グラデーション&ティッシュ使用
②砂浜の描き方。…パウダーも使用
③波打ち際の描き方。…クレヨン使用
それぞれを完全マスターして、これからいいシーズンになるので
スケッチしてみましょう。

さて、今回のアイテム。
クレパスを使用しています。

このクレパスが、波打ち際の潮がいい感じにでます。

我が家の家宝級の使い込んだ白色クレヨンです。
クーピーにおいては、40年来もの。
腐らず、乾かず、使えますってば(^-^;)

 

 

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睡蓮は、いかがでした?
意外にもかなりの方が、フーフーおしゃっていました。
モネ風に。。が、ゴーギャン風になってた方も。
触りすぎは、絵にも気持ちにも、毒ですよ。

今回は、楽ちん!って思っていませんか?
はい!
いい感じで仕上げてくださいね。

 

5月朝日カルチャー風景画コース 安曇野の春

奥飛騨温泉郷を通り、安房峠を抜けると安曇野のへ。
5月だという時期なのに、まだ、山の頂は、雪が残ってみえる。
遅い春が、その地にはあった。

今まで、行った場所の中でもとても感激した場所の一つです。
1405安曇野

手前は、あぜ道。
田植え前の水田。
奥には、民家が並んでいます。

ずいぶん前に出版していただいた「おしゃれな水彩色えんぴつ教室」
おしゃれな水彩色鉛筆教室001
この作成時に挿入したものですが、
あれからもう7年もたっていますが、もう一度描きたくなりました。
お持ちの方は、ご覧ください。
P108のコラムに掲載しています。
やっぱり、前の作品とは、また違いますね。

4月朝日カルチャー 風景画コース 美山の春

桜も散り、新緑の季節となりました。
美山です。

1404miyama

春のかすんだ山や空を描くには、先に下地を作ります。
オススメは、ランプライトのスケッチブックです。

重色かしやすいです。
白抜きには、ホワイトワトソン
重ねるにはランプライト

2種のスケッチブックをそろえてみるのもいいと思います。
違いを比べてみてください。

4月の水彩色えんぴつ教室 水連

モネの水連は、感情に響きました。
特に、香川の地中海美術館に行った時の
展示に感動しました。
印象派の水連を目指して描きました。
1404睡蓮
水連にマスキングインクを施します。
そのあと、背景となる葉や池全体をグラデーションをかけます。
後は、池の色を入れます。

最後に水滴を落として、水連の上に落ちた水滴の表現をします。

春の作品展のお知らせ

いよいよ、新規スタートとなる4月です。
そして、4月は、来週が展示weekになります。
3拠点でしています。

●あいあいパーク 春の水彩色えんぴつ教室作品展
4月15日(火)~20日(日)まで
宝塚市 阪急山本 下車
受講生作品展。33点出展予定

●神戸新聞文化センター KCC 合同作品展
4月17日(木)~20(日)
神戸 阪急王子公園下車 原田の森美術館。
カルチャー教室合同です。色々な作品が美術館で鑑賞できます。

●エビスガーデン&ハウス 4周年祭
4月18日(金)~20日(日)
宝塚市 JR中山寺下車
毎年恒例のエビスの周年祭。
社長がいつも盛大にサービスしてくださいます。
花苗や小物も20%off。さらに来場者に花苗をプレゼント。

いずれもそれぞれの場所で、私の方も2点展示しています。

私の方は、、、
子どもたちの新学期スタートして1週間。
子どもたちと同様に、母もおぼつかない日々でした。
朝の絵の制作時間もお弁当づくりに入れ替わってしまいました。
時間は、自分で作らなきゃダメですよね。。

全然、制作できず、焦ります。
描きたいけど、時間が押されています。
ファイト。ファイト。

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今回は、シンビジュームとマスカット、アジサイ。
初夏っぽくまとめてみました。
あいあいパークに出展します。

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ミモザ

大きな木の先端に可愛い花がつきます。
ミモザという名前は、よく聞いたことがあるけど、
一体、どんな風に咲くのかと尋ねられて、
近所の町内をウロウロと散策。

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結構、立派です。
花の香りは、風が強いため、まったくしませんでした。
結構、強い香りだと聞いています。

木自体のサイズ感がわからないので、
ちょっと遠方から見てみました。

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しかし、高木なので接写はできません。
もっと寄りたいのですが、スマホでは限界です。

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眼下には、大阪平野。
晴れていたら、ハルカスや大阪ドームも見えます。
手前の黄色の木々が、ミモザです尾根づたいにミモザの花の群生です。
もう、花も終盤を迎えていますが、
来年も元気よく花を咲かしてくれるでしょう。

4月朝日カルチャー風景画コース 春の清水寺

桜満開の本日、京都清水寺の桜です。
1404清水寺
まずはじめに、桜を描くためには、
『プチプチ』&マスキングインクです。
バックラン(にじみ)も加えながら桜の花を描きます。
桜の花色は、ピンクよりも白。
花影の色は、淡い、藤色で表現します。

4月水彩色えんぴつ ミモザ

新学期スタートです。
3月までは、慌ただしかったのですが、気分的にも一新の4月。
今季も新しい取り組みや年末の合同作品展に向けて頑張って
ネジまきをしていきたいと思います。
よろしくお願いします。

1404mimoza

ミモザです。
野趣あふれるミモザは、この辺りの山には、自生しています。
背が高く、大きな枝を揺らし、桜の花咲く時期に満開を迎えます。

今回は、塩で背景をつけます。
そして、この花は、スタンプで描いていきます。
きっと楽しく描けますよ。

 

2度目の卒園式

「感謝の気持ちを持って。」

当たり前のように過ごしていますが、
ここ最近忘れてしまっていたような
気がします。
それを改めて実感したお話です。

ちょっと長いですがお付き合いください。

3月19日。
3年間通った幼稚園の卒園式が行われました。
ところが、うちの娘は、欠席。
卒園式の前週は、インフルエンザが爆発的に流行っていて、週末もやれやれと思いきやその晩から発熱。
日曜日、翌朝の診断結果は、インフルエンザでした。

卒園式を前日に迎えての受診結果は、酷でした。
救急病院の帰り道、園に立ち寄ってみれば、偶然主任の先生が会場の準備を終えておられました。
先生に、欠席をお伝えすると、「せつない」って、二人で涙を流して、私の気持ちに寄り添っていただきました。
ここまで、仕事と家庭を何とかこなしながら行事に参加してきました。
その苦労は、同じ年位の先生は痛いほどわかってくれていて、いつも支えとなって頂いていました。

「おかあさん、会場が出来上がっているの。良ければみてね。
壇上のお花も入ったところだから…」

そう言って招かれたのは、講堂。
いつも見慣れた場所なのに、この日は、整然と子どもたちの小さな椅子や
保護者席がセッティングされていました。
壇上には、装花がなされて、中央には大きな文字で、『卒園式』と掲げられていました。
式典を待っている小さな椅子たちの周りは、凛とした空気が漂っていました。

私たちは、みんながまだ見ぬ会場で、時間を過ごし、その気分を味わうことができました。
衣装は、なく、みんなボロボロの姿でしたが、先生と撮影し、すこし、気分も落ち着きました。
何より、そんなチャンスを与えてくださった、先生のご厚意に感謝しました。

ところがです。
園から卒業式が終わったあと、担任の先生から電話がかかってきました。
「おかあさん。式当日の欠席者は3人でしたが、24日に、2回目の卒園式をします」
しかも、私は、午前と午後とも仕事だったのですが、
ラッキーなことに、園まで10分ほどで移動できる教室で、
昼休憩の時間帯で再度調整をしてくれることに。
園の滞在時間は、40分ですが、その間で卒園式が再度執り行っていただけることになりました。
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2回目の卒園式。

その場所は、私が敷の前日みた雰囲気と同じ会場でした。
でも、空気感が、あたたかい光に包まれていたような気がします。

私たちのために、再度行っていただけるなんて!
しかも半ばあきらめていたけど私の参加できる時間に調整いただけるなんて!

さらに当日は、クラス委員の皆さんの計らいで、
同じ組のお友だちとその保護者の方々もお集まりいただく
といったサプライズもありました。

みなさんを見た瞬間から、涙がとまりません。

もったいなくて。
ありがたくって。
うれしくって。
優しい気持ちが伝わって。

時間や色々なことを調整して、ほぼ全員の方がこの2回目の卒園式に出席頂き、
一緒に卒園を迎えて頂くことができました。

それも1回目と同じ内容で、式は進行されました。

園長先生から壇上で賞状を授与頂いたり、
子どもたちから歌や、言葉もプレゼントをしてもらいました。

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手間と時間を惜しみ無く、私たちの気持ちに寄り添ってくださった、
園長先生をはじめとした先生方やクラス委員の皆さま、
子どもたちとそのママたち。
この感動と感謝の気持ちは一生涯、
大切な思い出とさせて頂くことができました。

今度は、その頂いたお気持ちを他の誰かに繋ぐことができるように、
親子とともに、しっかり受け止め、
この思いを大切にしていきたいと思います。

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園長先生、先生方
ゆり2組のみんな、
本当にありがとうございました。

「水彩色えんぴつちゃん」のご勇退。

おはようございます。
今日は、水彩色鉛筆についての取り扱いのお話をします。
しばし、お付き合いくださいね。

現在心斎橋画材さんでのセール中のため、
多くの方が新たに色鉛筆を買い揃えておられます。
では、短くなった色鉛筆は、
どこまで、どんな風に使っていますか?
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短くなると、カッターで削り辛くなります。
手も滑りそうなので、写真の短さくらいになると
色鉛筆のケースから引退をしてもらいます。

私は、カッターで木の部分をそぎ、
芯だけを取り出します。
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薪割りの要領で(って、斧ではないし、振りかざしもしないけど)
鉛筆を立てて、両手でカッターを持ち、
木の部分をそぎ落とします。
これが結構、きれいに取り出せます。

摘出された芯たちは、
新たな新天地
「プラ丸皿パレット 5枚組」の中で
第二の人生をおくります^^
例の、秘伝のタレのような汚い(いいえ、キレイよ∑(◕ฺˇ∀ˇ◕ฺ);)
パレットです。

そして、もうひとつ。
教室の生徒さんから教えてもらいました。
昔懐かしい、補助軸。
デューラーの水彩色鉛筆は、この補助軸には入りません。
日本で販売されている鉛筆補助軸は、
JIS規格というものがあります。
国内で販売されている補助軸は、全て、この規格のものなので
デューラーの太軸は入りません。

たまに、押し込むと入る子もいます。
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でも、写真の色鉛筆は、入ってますよね。
なぜでしょう。

↓↓↓↓!!
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鉛筆のおしりを削っていれるのね~。
@o@/わーお。
目からウロコって、かなりびっくりしました。
当たり前だけど
気がつかなったよ。。
でも、短くなった色鉛筆を削るのは、
難しいから気をつけてくださいね。

教えてくたのはフジタさん♪
ありがとうございました。

さらに、おまけです。
デューラーは、芯の直径3.8ミリなんです。
これって、これって!
この数字、見覚えがあります。

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なんと、ぴったりやないですか。
芯が入っています。
差し込んでみました。
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ペン型タイプの消しゴムのホルダーです。
これは、みなさんお持ちでしょう!
芯先が長ければなら、こんな使い方もできます。
今、気がつきました。

色鉛筆ちゃん。最期まで使いますね。
モノは、大切にしましょう。
教室が、終わったあと、
芯先が床に転がっていることもしばしば。
大切にうちの子になっていますよ。
ご安心ください。

ビエーン!ムイ・ビエーン!
ありがとうございました。