5月に入れば、新緑にかわりますが、それまでの間のちょうどこの2週間ほどの瞬間のときなんです。
投稿者: suisaiiro
4月の水彩色えんぴつ教室:ラディッシュ
4月の水彩色えんぴつ教室:風景画コース
さくら・さくら。願い
桜は、特別な思い入れがあります。
11年前の3月、第一子である長男が生まれたました。
ご存知の方も多いでしょうが、彼は、病気でした。全前脳胞症という聞いたこともない名前の病名を持って生まれた大切なわが子。
出生直後から入院をしていました。
毎日、往復2時間の通院。武庫川の土手を車を走らせて面会に通っていました。
その武庫川の両岸には桜並木がずっと続いています。
それまでは、そんなに意識して見ることがなかった桜。
しかし、通っているうちに願いに代わってきます。
桜が咲く頃は「いつか、あの子とこの場所へ散歩がしたい」
そして、日が経つに連れて、さくらは、花吹雪になって、車の走行風で舞い上がります。
「今年がダメであっても来年は、一緒にみれる。みたい。」
いつしかそう、願い続けていました。
結果は、その願いは実現できず、彼は退院することもなく2歳8ヶ月の短い生涯を閉じました。
かなえることができなかった小さな願いは、
今、心の奥に置いてあります。
そして、毎年それ以降、桜を見ると必ず、彼と重ねて思い出します。
桜はきれいだけど特別な「願い」なのでした。
次の記事について: アピアカルチャーカーニバル
うれしい再開
4月になって再開が続く水彩色えんぴつ教室。
昨日は、毎日文化センターのみなさんと会って参りました。
「おかえりなさ~い」とみなさん笑顔で迎えていただき、感激で泣きそうになっていました。
その後、痩せた~太った~といじられましたが。。。
こんなに待ってくださる方がいたなんて、本当にうれしいです。
私を待ってくださる方が、娘たち以外にもいたなんて!
そして、みなさん、上手になっておられた。
以前とは、違いますね。
これも代講をしてくださったお二人の先生のエッセンスをかけていただいたからだと思います。
教室のW氏がおしゃいました。
「こだわりを捨てたら良くなった」
そうなんです。数年たってもうまくならない~と嘆かれる方が中にはおられます。
ハードルは、自分の気持ちなんです。
描き込みすぎのタイプの方のハードルは、
「こんなもんでいいんだ~」と一歩手前で止まるとかなり、いい出来になっています。
どうぞ、ご自分の絵をほめてくださいませ。
その帰り道。
母から緊急の電話が入りました。
「ベビーベットから落下した!」口の中を切り、あごにも擦り傷ができたのですが、たいしたことではなかったみたいです。
落下時を見ていなかったので、もしものことを思って、救急病院に駆け込んだそうです。
母の大活躍に脱帽ですが、寝返りするこの時期、警告です。
そういえば、私も乳幼児のとき、2階の窓から1階に転落したなあ。
親の責任ご注意くださいませ。
水彩色えんぴつイベントしました
宝塚動物霊園さまにて肖像画を描くコーナーと水彩色鉛筆の体験コーナーをしました。フォトブログもご覧下さい。
私たちのコーナーは、思ったよりお客様はお見えにならなくて、残念でしたが
とてもいい勉強をさせていただきました。
準備万全で今回のイベントに意気込みました。
体験コーナーでは、あらかじめ下書きしたわんちゃんや猫ちゃんに彩色していきます。
みなさん、熱心にされていますよ。
ある「シロ吉くん」の飼い主だった方が白い猫ちゃんを選び、体験されました。
最後に出来上がった絵をみて「シロちゃんの仏前に飾ります。いい思い出ができました」と
作品を大切に持って帰られました。
また、肖像画コーナーは、オーダーでお写真から絵を仕上げていきます。
柴犬のハナちゃんの飼い主さんは、
「ハナは、桜が好きだったのです」
ハナちゃんを描いたあとに、バックを桜色に仕上げました。
在りし日を思い浮かべ、その姿を一緒にそっと拝見させていだきました。
お手伝いができたことは、とても良かったです。
お留守番していたワタシは、カゴ入り娘です。
春らんらん
お天気も穏やかな絶好の行楽日和。辺りは花盛りです。
道も込んでいました。運転しながらの花見は、みなさまおやめ下さい。
今日は、逆瀬川アピア教室の日だったのですが、こちらも1ヶ月間の全館リニューアルを経て
4月に新装開店しました。
この建物は、私が良く通っているCAP書店やお買い物のスーパーもあるので
とても便利で、ワクワクとしていました。
数年前、大手ショッピングセンターが退き、空き店舗だらけの大型ショッピングセンターでした。
一つ店が閉まると連鎖反応をおこして、どんどんお店がなくなっていきます。
閉ざされたシャッターが冷たく感じた時間は長かったです。
なので、今日、花が芽吹くように人手でにぎわっているフロアの姿は、関係者にとっては、このときを待っていたかのように感慨無量です。
新しい教室は、いつもより少し大きくなりました。ただ、間取りの関係で自然光が入ってこないので残念です。
しかし、フロア全体もゴージャスな感じでとてもいいですね。
工芸やダンスや音楽など一挙まとめたフロアになっていますので催しも多種多様です。
新しいカルチャースポットの幕開けです。
定員数を増やしましたが残席がわずかとなりました。
ご希望の方は、お早めにお申し込み下さいませ。
4月の水彩色えんぴつ教室:ラディッシュ
ラディッシュです。
パプリカが揃わない場合、コチラのモチーフを用意いたします。
ラディッシュは、何度か使っている素材です。
パプリカが揃わない場合、コチラのモチーフを用意いたします。
ラディッシュは、何度か使っている素材です。
しかし、描き方をアレンジしています。
モチーフの下書き(輪郭線)を水彩色鉛筆で描きます。
「水彩色えんぴつ」とは、何だろう…。
私は、この半年間、向き合いました。描く楽しさって、どう知ってもらうのかな?どう伝えていけばいいのだろう。
出した答えは、
楽に、ラフに、自由に描くこと
この水彩色鉛筆は、ただの塗り絵用のものではありません。
この水彩色鉛筆は、ただの塗り絵用のものではありません。
筆で色を集め、水を使い色を動かします。
思いの通りにいかないから楽しい。
だから格闘するのです。
まだまだ、色んな可能性がある画材です。
この水彩色えんぴつを愛するものとして、
今まで以上に色んな使い方をしていければと思います。
ある方と半年以上前から水彩色鉛筆の企画をして、じゅうぶんに、画材や解説について
自問自答を繰り返しました。
結果、その企画は実らないと先日、連絡がありました。
しかし、色んなことを教えてもらいました。
形にならなくても、私の中では
転んだからこそ、つかんだものがありました。
それを早く発揮できればと思っています。
形にならなくても、私の中では
転んだからこそ、つかんだものがありました。
それを早く発揮できればと思っています。