技法の色々は、家事の中でうまれます

水彩色鉛筆の技法には色々あります。
しかし、奥が深いゆえに、それは、自由だと思っています。

今月の絵は、「びわ」を描きました。
そのときに仕上がった作品は、みなさん納得されていましたよ。
身近なものを使って、楽しく描くのがいちばんです。

塩・ロウソク~などなど。
ふっと思いついたときにまた、ご紹介しますね。

そして、今回の「霧吹き」。
これは、私の家での家事仕事がきっかけなのでした。

仕事部屋に使っているのは、元々は応接間といった、30年以上前のピアノや応接セットソファーが配置されたお部屋です。
ここは実家でありますので、全てのものが古いですし、10年前からの同居生活は、2世帯の家具も所狭しとあふれています。
この部屋の利用頻度は、家にいるときの大半は、ここにいますね。
絵を描いたり、パソコンもしながら絵を取り込んだりしています。プリンター・スキャナーなどといったPC周辺機器を配置し、あるときは、デザインルームにもなるし、また、あるときは、子ども造形教室や仕事の打合せにも使う部屋です。

日々の教室がないときは、家では、制作やデザイン業の締め切りにおわれています。
家事も育児も両立といいながら、結構手をぬきつつ~カッターシャツや給食袋などは、アイロンをしないといけないとわかっていても中々踏ん切りがつかず、たまっていきます。

週に一度。早朝の5時からかけはじめます。
夏は、その方が涼しいですし、冬は、反対に暖かくなります。
PCと絵の制作制作テーブルは、背中合わせに配置しているので、その片脇にアイロン台を置きながら3つの作業をすることもよくあります。
データーの保存中やスキャナー中の時間ももったいなく感じて、コの字の真ん中に座って、早朝からゴソゴソ。コの字の導線でPCの後は、絵を描き、横はアイロン台といった状態です。
その中で、この「使える技法」が登場してきたのです。

IMG_1146 朝日に輝く霧吹き

「この霧吹き…。使えるなー。」
そう思って、今回登場しました。
もちろん、水彩画の技法でも確立されていますので、ご安心下さい^^

7月の水彩色えんぴつ教室

アンスリュームです。ココア色のアンスを選んでみました。0807ansu

まずは、輪郭線を水彩色鉛筆で描き、
「苞(ほう)」といわれる、葉っぱなのか?花なのか?といったココア色の部分を彩色していきます。
黄色・緑・茶色などを選び、色鉛筆で紙に直接塗っています。

それを丸筆を使い溶かしていきます。
このとき、たっぷりと水を含ませた筆を使うと
にじみがでてきます。

今回もシンプルな形なのでバックを簡単&おもしろいタッチをご紹介します。
削った色鉛筆の芯先の粉をティッシュを使って、紙にこすります。
その後、小道具ひとつ用意します。「霧吹き」です。
擦った色の上に、さっと吹いてみますと。。。。
紙の上で、水滴上の水がかかり、色がとけだしています。

さて、試してみてください。

6月のモチーフ

びわです。

今回のモチーフは、比較的描きやすい形のモチーフですので、
バックに味わいをだしてみましょう。

0806biwa

まずは、下地作りです。
いつものように、「びわ」のりんかく線の下書ができたところで、
紙を濡らします。
バックの色を選び、平筆の先からからポトポトと色をおとしてみました。
じんわりにじんだ色が面白いですよ。

次にした事が「しお・塩」をつかいます。
パラパラとふりかけると面白い表情に変わってきました。
あとは、じんわりにじむ姿を鑑賞します。
今回の塩は、「フランス産」を使っています。
塩自体がしっとりしているので、乾煎りしてから使います。

コットマンを使用してのにじみの作画なので、若干紙に限界を感じつつも試してみました。
程ほどにじみを得られたのでほっとしています。
そして、最後に色を筆先ではじいて動きを出してみました。
おっとと、はじきすぎた感もありますが、これもご愛嬌。
玄関前で、バシッと筆を振り下ろしたので勢いがある!
実物をご覧下さい。

さて
塩にも色々あるんですよね。

味はフランスのブリュタニュー地方の塩田でとれる「ゲランドの塩」がお気に入りです。
これは、塩自体に味があり、若干緑色がかっています。
海草が入っているのでしょう。
私は、精製塩が嫌いで、、集めた塩が数種類あるんです。
集めたというか、試した塩ですね。
沖縄の淡雪なんかもあり、お料理に合わせて変えてみたり…。
バスソルトもパスタや青菜用の塩茹で専用に使っています。
今日も仕事の打合せでお米のラベルやロゴなど企画提案してきました。
その会社の方が元々は、塩を扱っておられていまして、
詳しいのです。
私は、仕事ですが、ほんとお勉強になります。

いつもモチーフでお世話になっている
ラッキー中山寺の塩コーナーは、充実していますよ。海外のお塩がたくさんあります。
話は、時々マニアになってしまい、絵とは脱線してしまいますね。
失礼いたしました。
塩のお話は、また今度機会があれば、いたしましょう。(そうです、まだ続くのです^^)

6月のJTBカルチャーサロン 風景画コース

 

この風景どこかでご覧になった方も多いはずです。
プリンスエドワード島です。
今回は、外国へ旅立ちましたよ(笑)
赤毛のアンのファンなら聖地といえるカナダ東部にあり、草原が一面にあります。0806PEI
今回は、家の描き方と樹木、草原の描き方をマスターしていただきます。
平筆の水分を少くして葉の部分をタッチしながら描きます。
家は、水彩色鉛筆で描いたものを溶かしていきます。

続きは、講座で…。

大切な時間

また、レッスンの画像をアップするのが遅くなっています。
確認のために何度もこのブログを見ていただいた方、
申し訳ありませんでした。
できたて、ほやほやの作品です。
 
いつも風景画コースの作品を選ぶときは、まず、テーマを選んでいきます。
夏なら、「水景」ということは、決めていました。
が、今回は間際になってから、手元の画像を片っ端から集めたり、選んだり。
前に、付箋でチェックした作品もなんだか、気が乗らなくて
パスしたり。。。
そして、迷ったときはHPから材料を探してみるのですが
これも、なかなかいい作品にあうことは、まれです。
しかし、いろんなHPをみているうちにはまってしまいました。
 
時間がないことを気にしながら
今回は、迷って、迷って、迷って、
フランス~イギリス~ベルギー~ドイツ~オーストラリア~カナダ~ハワイ~~と、、
とうとう世界一周、いいや、2周、3周をしてしまいました。
そして、最終的には「城崎温泉」に^^;(なんでやの?ってつっこみの声が聞こえてきます)
ふ~疲れましたよ。
ほんとうに、旅をしてきたような気持ちです。
 
いえいえ、実は、元は城崎温泉の画像を使う予定だったのですが、
ちょっと海外も描いてみようかしら??と
昨日早朝から選び出して、とうとう、つぼにはまってしまいました。
今朝の5時でもまだ、迷っています。
ヤナギと水景ならば、「フランス・モネの睡蓮でしょう。。」なんて、
思ったのが、今回のバーチャル旅ものがたりの始まりでした。
 
チビチビの寝てる間だけが、唯一絵の時間。
私だけの貴重なな時間です。
早起きして6時30分までの間と午前中2時間だけ、
熟睡してくれるからとても貴重な仕事の時間となります。
もちろん、主婦業もその間すませないといけませんけどね。
 
さあ、寝かせたところで、作品も描き、手順も準備できました。
おっと、時間がちょうど2時間。
 
目覚まし時計のように、エ~~ン。IMG_1097
起きました~
これから、2人でまったりとした濃厚な時間を過ごします。
 
上の歯が生えてきました。
 
 
 
 

ホワイトスター№.2 

ホワイトスターをもう1作品ご紹介します。

0806white-star2
これは、昨日の描き方より簡単にしてみました。
初めての方は、こちらをおすすめします。
F0サイズで描いています。
≪描き方レッスン♪≫

 1.まず、最初に、りんかく線をとります。0806white-star2-1

下書きは、水彩色えんぴつ(出来ればハードタイプの方がいい)
もしくは、黒鉛筆のHBを使用します。
丁寧に描きます。
 
花の中は、色はまだ入れません。
 
葉っぱの中を彩色します。
グリーン・青・紫色など、いろんな色を使って彩色します。
葉っぱだけでも3色は、使っています。
 
 2.1の葉っぱを筆で軽く色をとかし、バックの色も描きます。0806white-star2-2
 白い花の周りを中心にバックの色を入れてください。
 
ほらそうすれば、花が浮かんできました。
少しだけ、花の中を彩色します。
ほんの少しだけですよ~
できました?
やってみましょうね。
 

6月の水彩色えんぴつ教室のモチーフ

ホワイトスターです。
ブルースターって、聞いた事ありますよね。それの色違いの「シロ」です。
テーマは、「白い花を描く」
このような、白い花は、水彩画は紙の白を塗り残して描きます。
形がシンプルな分しっかり、輪郭線を描いていきます。
0806white-star1
近日に、もう一枚、簡単に描いてみるサンプルをつくりますので、お楽しみに!

次の記事について: 個展  おしゃれな水彩色えんぴつ

お知らせいたします。

7月の下旬に私の個展を開催することとなりました。
7月26(土)~29日(火)の4日間です。
最終日は14時まで。

作品は、「おしゃれな水彩色えんぴつ教室」の出版にともなっての原画を中心に新作も含め、展示いたします。
お暑い中ですが、ぜひ、ご高覧ください。
51mS5OpXT5L__SS500_
場所は、宝塚逆瀬川のアピア1でこの4月から新しくギャラリーを開設したところです。
ギャラリーオープニングにともなって、急遽個展の話がまとまりました。
場所もフリースペースがあり、オープンになっていて、とてもくつろげます。

昨年のこの本の出版準備中には、原画展も予定をしていたのですが、
マタニティー期間であったり、出産をしたため時期をみはからっていました。

展示開催場所なども探していたところ、いい場所ができました。
話もとんとん拍子で昨日確定しました。

さて、私ならではの個展の準備をしていきたいと思っています。

フォトスタンドやメモ帳などの販売も予定しています。
そして、あたらしいイベントで、水彩色鉛筆のデモンストレーションも予定をしています。
水彩色鉛筆でモチーフを描いていくのを見ていただくといった
ライブイベントです。
わずか4日間の開催ですが、濃い~感じでお楽しみいただければと思っています。

詳細は、6月中にDM作成してお渡しします。

個展  おしゃれな水彩色えんぴつ

個展

主催:

おかもとゆみ

日付と時刻:

2008年7月26日 10:00

場所の名前:

宝塚市逆瀬川1-2-1 アピア1  4階

Windows Live でこのイベントを表示する

空豆

この、そらまめ。
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見てくれはかなり悪く、一つのさやのなかに一つだけのお豆さんがはいっているという
かなり、ゴージャスというか、さやばかりがかさ張るというか。。。
さやの色が少し部分的に茶色になったぐらいがおいしい。枝に熟すまで実をそだてているんだとか。
「しかし、味は、絶品だよ」と八百屋の大将が超おすすめしてくれました。
一カゴ山盛りで200円。それを2カゴもらいました。
大きなスイカ玉ぐらいのかさになってしまいました。
 
早速家にかえって、スヌーピーにも手伝わせて(?)
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むき終わり、ご賞味いたしました。
大将!あなた様の言う事は正しかった。
おいしかったです。